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アート

2012年04月05日

アール・ブリュット

先日、兵庫近代美術館に「解剖と変容」展といふのを観に行ったんだけれど、これは所謂“アール・ブリュット”と呼ばれる芸術の展覧会。“アール・ブリュット”とは“生の芸術”といった意味のフランス語で、まぁ、一般的には精神障害者による芸術を指します。でも、それだけではなく、正式な美術教育を受けていない、金儲けや虚栄としがらみになった美術界の外に居る人たちによる芸術も、指します。これの英語訳が“アウトサイダー・アート”ね。

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2011年10月29日

ヨコトリ2011

先日、唐突に「ヨコハマトリエンナーレ2011」=通称ヨコトリに行って参りました。
今回で4度目となるヨコトリ。今回は横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫をメイン会場とし、あと関連イベントを数カ所でチョコチョコッと、といった感じでやってたみたいですが、私とトモコは時間の関係もあり、メイン会場だけを廻ったといふ次第です。

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2011年07月16日

青木繁展

さういへば忘れてたけど、「青木繁展 ー よみがえる神話と芸術」@京都国立近代美術館に行ってきたのであった。
青木繁といへば、私は「海の幸」が昔から好きで、是非実物を観てみたいと前から思ってゐたので、これ幸ひ、と行ってきたといふ次第です。

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2011年05月17日

風穴

国立国際美術館に「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」を観に行きました。

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2011年04月01日

パウル・クレー展

京都国立近代美術館に「パウル・クレー おわらないアトリエ」展を観に行きました。
パウル・クレーといへば、ダダに影響を受け、シュルレアリスムに影響を与へ、バウハウスの教師もやって、ピカソやカンディンスキーなんかとも仲が良かった人ですから、所謂“前衛芸術家”です。それはつまり、生涯に渡って芸術作品が生まれる“方法”を探求した人でもある訳です。彼は色々な事をやってゐます。線描画を色彩画にブラッシュアップする“油彩転写”、ひとつの絵をバラバラに切って組み直したり、それぞれを違ふ作品として作り直したり、紙の裏にも絵を描いたり、その裏の絵が見える様に紙を擦ったり破ったり、様々な素材の上に絵を描いたり・・・等々。今回の展覧会は、さういったクレーの“方法”に焦点を当てたものでした。

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2010年12月22日

サントリーミュージアム(天保山)

サントリーミュージアム「天保山」が閉館する・・・と聞いて、慌てて行って参りました。
さうか、閉館するのか。16年間やったといふ事だけれど、ここは開いた時の事も覚えてゐるし、港といふ場所、安藤忠夫の建物、なんかもなかなかグッドで、辺鄙な場所にも関はらず頑張ってるなぁ、と密かに気に入ってゐた所だったので、残念な気持ちが大きいです。ま、そんな事いひながら、私自身も最近は御無沙汰だった訳ですが。
最後の企画展示は「ポスター天国」。もともとここは、グランヴィルコレクションといふポスターコレクションを核にしてできた所らしく、言はば原点に戻った企画展といふ事になるでせう。
様々な想ひを抱へながら、雨のそぼ降る中、トモコと共に足を運んだといふ次第です。

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2010年09月25日

瀬戸内国際芸術祭 2010

今年の夏は瀬戸内が熱い!!!・・・・・・って、今年の夏は日本全国どこでも暑かったやん!といふ突っ込みが入りさうですが、まぁ、その通り。どこでも暑かった。且つ、熱かった。さぞかし、それぞれが各地で勝手に様々な事で熱く盛り上がってゐた事でせう。
そんな中、私は個人的に「瀬戸内国際芸術祭2010」に注目してゐました。が、なにせ暑過ぎて、完全にバテバテで、どこかに遊びに出かける、といふ発想自体が溶けてしまってゐたのですが、やっとこさでチョイ涼しくなったが故、行ってしまふか、とフッと思ひたち、突然の事ながら行って参りました。

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2010年09月19日

「日本画」の前衛

先日、京都国立近代美術館にて「『日本画』の前衛 1938−1949」展を観てきました。
これは戦前の1930年代頃、世界の絵画の劇的な革新に影響を受けて、日本画の世界にも起きた“前衛”運動を、1938年結成の“歴程美術協会”から戦後の“パンリアル”誕生まで、を視野に収めて構成された展覧会です。
戦前の日本における美術の前衛運動といへば、どうしたって“自由美術家協会”や“美術文化協会”なんかが有名ですが、これらは“洋画”の前衛運動です。それに対する日本画の前衛運動とは・・・?と、いふ事なんですが、当然のごとく日本画にもさういった運動はあった訳で、恥ずかしながら私はちっとも知りませんでした。さういった事情もあって、本展覧会は非常に興味深く、楽しめるものでした。

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2010年06月11日

荒川修作初期作品展

国立近代美術館に「死なないための葬送・・・荒川修作初期作品展」を観にいきました。

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2009年08月18日

藤城清治展

京都文化博物館に「藤城清治 光と影の世界展」を観にいきました。

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2009年03月31日

ミロ展

神戸の大丸ミュージアムで「ミロ展」を観ました。
ミロとはもちろん、ジョアン・ミロの事です。・・・と、書いて、私は些かの違和感を覚へるのです。なぜなら、私の小さい頃は、ミロは“ホアン・ミロ”と言はれてゐたからです。

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2009年03月24日

椿昇展

せっかくの休みだから、久しぶりに美術館にでも行きたいな〜、と思ひ、フラリと家を出ました。
京都国立近代美術館にまでやって来ると、「椿昇 2004−2009:GOLD/WHITE/BLACK」といふ看板が。
椿昇?誰だったかなー。現代アートの人だらうけど・・・う〜ん、う〜ん・・・と、考へて、あ!あの巨大バッタの人か! と、思ひあたりました。どこぞのビルに巨大バッタの人形をとりつけて作品としてゐた人だな。他にも、確か何か、巨大なものを創ってゐた様な気がする・・・。うん、なら、面白いかも。
と思ひ、850円払って入場しました。

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2008年02月20日

川端康成と東山魁夷展

 京都文化博物館に「川端康成と東山魁夷展」を観にいきました。

 入るといきなり浦上玉堂の『凍雲篩雪図』があり、虚をつかれました。この絵は、何年か前に同じここ文博で「川端康成展」を観た時に最も感銘を受けた絵でして、これは文人画の最高峰ではないか、と、碌に文人画なんてみた事もないくせに思つたモノだつたのです。

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2008年02月14日

玉村方久斗展

 京都国立近代美術館に「玉村方久斗展」を観に行きました。

 玉村方久斗といへば、玉村豊男のお父さん。といふより、前衛日本画家さんであつた訳で、大正新興芸術運動の担ひ手の一人として有名な方です。「ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム」といふ、稲垣足穂なんかも書いてゐた雑誌を発行したりして、それで私も名前くらゐは知つてゐたんですが、どの様な作品を描いてゐるのか、といふのは全く知りませんでした。

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2007年03月08日

ジュエリー/マーヴィン

 京都国立近代美術館に「アール・デコ・ジュエリーの世界」展を観に行きました。

 これは文字通り、アール・デコ時代の宝飾デザインを展示する展覧会なのですが、予想と違つてジュエリーそのものの展示はあまり多くなく、ほとんどがデザイン画と当時のファッション画の展示でした。

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2006年12月09日

作品

 オパールのカウンターにはこの様なものが置いてあります。

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2006年11月02日

須田剋太展

 明石市立文化博物館に「須田剋太展」を観に行きました。それにしても明石! …京都からは遠いです。今日はたまたま早起きしたので、といふかあまり寝ないで出かけたので、明石まで行つてしまつた、といふ次第です。

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2006年09月28日

ジャコメッティ展

 兵庫県立美術館に「ジャコメッティ展」を観に行く。ジャコメッティと言へば、あの細〜〜〜〜いブロンズ像が浮かぶだらうけれど、もちろんそれら細〜〜〜〜いブロンズ像も展示されてゐるものの、ジャコメッティは絵もかなり描いてゐる訳で、その絵も同程度展示された展覧会となつてゐた。

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2006年08月24日

イサムノグチ展

 滋賀県立近代美術館で「イサムノグチ展」を観る。イサムノグチと言へば、今なら“AKARI”とかになるのかな? 柳宗理と似た様な感じで捉へられてゐるのか、テラリーなど「『イサムノグチ展』ッて、一体何を展示するんですか?」などと言つてゐた。もちろん、イサムノグチは彫刻家だから彫刻作品が展示されるんだよ、テラリー!

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2006年08月22日

休日の過ごし方

 イナヤマさん来店。イナヤマさんは、先頃会社を辞めて現在休息中。来年から次の仕事探しに入る、との事で、今年一杯はユックリするのださうである。羨ましいなー。

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2006年08月17日

富本憲吉展

 京都国立近代美術館にて「生誕120年 富本憲吉展」を観る。富本憲吉は“現代陶芸の祖”とも言はれる人で、確か人間国宝の第1号、でもあつた様な気がする。

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2006年08月15日

北斎と広重展

 京都文化博物館にて『北斎と広重展』を観る。これは故・原安三郎氏の秘蔵コレクションらしく、北斎の『富嶽三十六景』や広重の『東海道五拾参次』などの有名どころ、彼らの肉筆画などを揃へた展覧会である。

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2006年06月29日

石坂春生展

 最近不眠気味で…。今日はせつかくの休みなのに、不眠の悪影響でうつらうつら、ゴロゴロと家で過ごしてゐたのだが、何故かトモコは元気に神戸の神戸市立小磯記念美術館まで行つてきて、「石坂春生展」を観てきたのであつた。

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2006年06月23日

読み名の謎

 雑誌「ユリイカ」の藤田嗣治特集号で、小説家の津原泰水とかいふ人が、自分の父親は藤田嗣治の事を間違つて「フジタ ツグジ」と読んでゐた、と書いてゐるが、果たしてこれは本当に間違ひなのだらうか。といふのも、私も初めて藤田嗣治を知つた約20年前から、彼のことを「ツグジ」と読んできたし、私の周りもみんなさう読んでゐたからだ。「ツグハル」なんてルビを振るやうになつたのは最近の事ぢやないか? と、私は疑つてゐるのだ。

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2006年06月22日

藤田嗣治展

 京都国立近代美術館に「藤田嗣治展」を観に行く。藤田嗣治、レオナルド藤田、と言へば、一部の美術ファンには昔から非常に人気のあつた人だけれど、一般的には抹殺に近い扱ひを受けてゐた。それは大東亜戦争中に戦争画を描いた画家たちのトップであつた、といふ事から、戦後激しくバッシングされ、責任を一人で負ふやうに要請されて、そんな日本に絶望した藤田が祖国を捨てた、といふのが直接の原因だらう。

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2006年06月15日

画家泉茂の写真展

 滋賀県立近代美術館に「画家泉茂の写真展」を観に行く。泉茂と言へば、50年代に瑛九らと共に「デモクラート美術家協会」を結成し、関西アバンギャルドの先駆けとなつた画家さんである。すでに平成7年に没してゐるが、私は没後すぐに伊丹市美術館で行はれた回顧展に行き、その時に感銘を受けて、その名前を頭の中に牢記してゐたのであつた。

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2006年06月08日

ジグマー・ポルケ展

 大阪国立国際美術館に「ジグマー・ポルケ展」を観に行く。前回、野々宮さんにアドバイスいただいた通り、今度はバスにて梅田駅から。「土佐堀一丁目」で降りれば、あ、ビルの隙間から見える! …で、アッといふ間に着いたのでした。

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2006年05月11日

フンデルトヴァッサー展

 京都国立近代美術館に「フンデルトヴァッサー展」を観に行く。私が初めて“フンデルトヴァッサー”の名前を知つたのは、「迷宮の魔術師たち」種村季弘著(求龍堂)においてであつた。そこに素描されてゐた“渦巻き”の画家に興味を持つた私は、その後も様々なところでチョイチョイと彼の絵を見ては「いいなー」と思つてゐた程度だつたのだけれど、今回、このやうな大規模な展覧会に行つて、今まで知らなかつたこの画家の全貌を垣間見ることができ、激しく感動したのであつた。やはり彼は、私好みのアーティストであつた!

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2006年05月04日

芸術の春

 ババさん来店。京都国立博物館で行はれてゐる「大絵巻展」に行つてきたさうだ。どうでしたか?

「もの凄い人! みんな並んでゐました。1時間待ち、とか。出されてゐる作品の量も凄いので、とても全部は見きれませんでした。もう一度、行かないと」

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2006年03月23日

プーシキン美術館展

 大阪にある国立国際美術館に行く。例によつて家を出るのが遅いもんだから、阪急の梅田駅に着いた時はすでに16時。美術館は17時までだから、大急ぎでタクシーに飛び乗る。が、例によつてタクシーの運ちやんは国立国際美術館を知らず。前の時もさうだつたが、大阪では無名なのか、国立国際美術館。しかし、いざ入館してみると、平日にも関はらず、老若男女で賑はつてゐるのであつた。

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2006年03月11日

榎忠ひふみダムタイプ

 ベッチ来店。KPOキリンプラザ大阪に「その男・榎忠」展を観に行つてきたさうだ。今日は土曜日だから、榎忠さん本人が居たんぢやない? 伝説のパフォーマンス、“ローズチュウ”を再現するときいてゐたけど。

「うん、ゐたよ。ちやんと女装して、ローズチュウとして、バーのママをやつてゐた。面白かつた! で、帰り際に握手をしてくれたんで、レディーに対する敬意を籠めてその手にキスをしたら、お返しにホッペにキスをし返してくれた。ほら」と、ホッペを見せてくれる。確かに、口紅の跡が。

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2006年03月02日

その男・榎忠

 KPOキリンプラザ大阪に「その男・榎忠」展を観に行く。榎忠は、身体中の毛を半分だけ剃り落としてハンガリーに行く「半刈りでハンガリーに行く」といふパフォーマンスで有名な神戸在住のアーティストである。一般的には、あとポートピア‘81に出展(?)して、ヤノベケンジにも絶大な影響を与へたと言はれる「スペースロブスター」ぐらゐが有名な作品か。私もその程度の知識しかなかつたので、この回顧展はいい機会だと思ひ、トモコとハッサクさんを誘つて大阪まで足を伸ばしたのである。

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2005年11月24日

近代藝術家之書

 何必館にて「近代藝術家之書」展を観る。これはいはゆる書家の手になる書作品ではなく、芸術家(詩人、画家、陶芸家…etc)たちによる書作品。書といふのは不思議なもので、書家以外の人によつて成つた作品の方が、書家の作品より良かつたりする場合が往々にしてある。書の世界でも非常に評価の高い良寛の有名な言葉に「貧道の嗜まざる所三有り、曰く詩人の詩、書家の書、庖人の餞、是也」といふのがあるけれども、ま、さういふ事です。詩人が書いた如何にもな詩とか、書家の書いた如何にもな書とか、料理人の作つた如何にもな料理とかは、私はあんまり好きませんなー、てな感じで、実はこの言葉は私の座右の銘でもあるのであつた。なんにせよ、専門家には専門家の臭みがあるものである。そして、世の中にはこの“専門家の臭み”に敏感な人たち、といふのがゐるのであつた。

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2005年11月10日

最澄と天台の国宝展

 京都国立博物館に「最澄と天台の国宝」展を観にいく。天台宗と言へば、真言宗と並ぶ平安時代の仏教の宗派である。官命で唐に渡つてシナの仏教を隈無く収め、帰国した後に桓武天皇から鎮護国家を任された最澄が開いた宗派で、そのエリート然とした有り様は華々しいが、個人的には自費で唐に渡り、最澄がサッと撫でただけの密教を窮め尽くして、さらに法統まで継いで帰国し、様々な呪術を駆使して伝説を作りまくつた空海の方に惹かれるので、今まであまり天台宗には興味がなかつた。とはいへ、1200年に渡り日本を、京都を守つてきた巨大宗派であるので、もちろんその奥は深い。数年前にあつた「空海と高野山」展ほどの感銘はなかつたが、なかなか面白く堪能できた。

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2005年09月01日

小林古径展

 京都国立近代美術館に「小林古径展」を観に行く。小林古径は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家。切手のデザインなどにもなつてゐるし、日本人ならその絵を見れば「ああ、この絵。なんか見たことある」と大抵の人が言ふと思ふのだけれど、その割には名前はあまり知られてゐないやうな気がする。私も興味はあるが詳しい事は何も知らない、といふ状態だつたので、これはいい機会だと繰り出したのである。

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2005年08月29日

ミッフィー展

 トモコが大丸京都店で行はれてゐる「ミッフィー展」に行つてきた。実を言ふと私も明日にはこれを見に行くので、今日は書くこともない事だし、まとめて本日に感想を書いてしまおうと思ふ。

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2005年05月12日

曾我蕭白展

 京都国立博物館に「曾我蕭白展」を観に行く。曾我蕭白と言へば、奇想・異端の絵師として夙に有名な江戸時代の人だが、私が最初に瀟白の名前を知つたのは、ご多分に漏れず澁澤龍彦のエッセイによつてである。そのエッセイにて澁澤に激賞されてゐた「仙人図屏風」がなかつたのは残念だつたが、規模・質ともになかなか充実した展覧会であつた。

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2005年04月21日

GO! GO! WEST

 大阪は肥後橋まで、鳥取のマキさんらによるブライス・ドールツアー展「GO!GO!WEST」を見に行く。場所はCalo Bookshop & Cafe。チョイ裏通りにあるビルの5階にあるお店で、それほど広くはないスペースにギャラリー・カフェ・書店がギュッと詰まつてゐる。古いビルの上階に、いきなりかういふ場所が隠れて(?)ゐる、といふのはなかなか素敵なもので、ヤマシタさんの銅版画展を見に行つた「アトリエ箱庭」も似たやうな場所(バー+ギャラリー+書店)であつたが、大阪はかういつた所が結構あるのでせうか。大阪の底力を感じたやうな気になる。

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