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2017年05月02日(Tue)

東のエデン etc

4月

今年の4月はとにかく外国のお客さんが多かった。もう一日の来店客数の9割が外国の人、といふ日も珍しくなかったくらゐ。おかげで私も英語と日本語のチャンポンで喋りまくってゐたから、言語体系が微妙に狂ってしまった感じだ。

こんな状況だと、いきなり外国人観光客がいっせいに日本から姿を消したらどうしよう?などと、考へてしまふ。実際、北朝鮮有事の危険があったからねぇ、4月は(まぁ、まだ危険は去ってはゐないけど)。なんと、エコバニのイアン・マカロックがソロコンサートを東京でやる予定だったらしいんだけど、北朝鮮有事を恐れて無断で帰国したらしいからね!(つまり、コンサートをブッチだよ。酷いな・・・)
まぁ、そんな感じで、みんな日本から去ってしまったら困るなぁ、と思ってゐたんだけど、なんとか北朝鮮は核実験を延期し続けて、有事は避けられてゐる。予断は許さないけれど、このまま表面上は何事もなく終はってほしいよ、キューバ危機の時みたいに(まぁ、水面下では色々とあるだらうけどね)。
で、この様に危機が回避し続けられてゐると、実は危機なんか捏ち上げぢゃないのか、これは安倍政権の戦争プロパガンダぢゃないのか!とか言ふ人たちが出て来まして・・・かなり脱力したんだけれど、実は私、ちゃうどアニメ『東のエデン』を観てまして、これに似たような話が出て来るんですね。
日本に何発もミサイルが撃ち込まれる、といふ事件が発生して、それを事前に察知してゐた主人公は、あの手この手を使って住民を避難させ、結果ひとりの死者も出さない事に成功する。が、さうなると、ミサイル攻撃なんか捏ち上げ、自作自演なんぢゃないか?実はお前(主人公)こそ犯人なんぢゃないか!といふ声があがってきて、主人公は糾弾され、国外に逃げざるを得なくなる・・・といふ話があるんですね。
かういふ事ってありますよね。真に偉大で完璧な行為は表に出ない、といふ話。つまり、ある程度被害が出てから物事を解決した場合、その人は英雄扱ひされますが、完璧に危機を回避して被害が全く出なかった場合、それは表面上なにもなかったのと同じだから、世間的には全く評価されない、といふ話。歴史には、世間の人に全く知られない偉大な行為が多く眠ってゐるのかもしれない。
『東のエデン』の場合は、人は死ななかったけれど、建物の被害はあったし、そもそも避難させられるのも大変で被害のうちだから、主人公に対して非難の声があがったんですね。しなくてもいい苦労を自分はしたんぢゃないか、といふ猜疑心。今回の北朝鮮有事危機でも、ミサイルが飛んで来るのに備へて東京メトロが運転時間を変へたのに対して、怒ってる人とか居るさうですが・・・いや、それはねぇ。
私らだって、政府が北朝鮮有事危機を煽るから外国人観光客が減って商売に差し支へる!とか言って文句を言ふ事はできるんですよ。でも、そんなバカな事はしない。しないよねぇ。
そもそも、もっと日本人のお客さんを呼ぶ努力をしなければ、ならない。うん。さぁ、5月、だなぁ・・・。

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