京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > 元店主の日記 >

サブメニュー

検索


月別の過去記事


2012年03月02日(Fri)

ヤマネくんと映画を語る 映画, ヤマネくん

ヤマネくんが来店。強制起訴シリーズとは関係のない映画について、トモコも交へて語り倒しました。

ヤマネ
やー、『J・エドガー』凄かったですねー。メッチャ好き・・・といふ訳ではないですが、やっぱイーストウッドは凄いや!と嬉しくなりました!
トモコ
あら、私は凄く好きよ、この映画。なんか昔好んで観てゐたヨーロッパ映画を思はせるし・・・こんなのが観たかったのよ!といった感じかしら
元店主
この映画の凄い所は、題材がフーバーFBI長官で、しかもとても異常な世界が描かれてゐるのに、それでゐて、堂々たる恋愛映画として撮ってる所だよね。私も途中でそれに気がついてビックリしたもん。え、これってさういふ映画だったの!って
ヤマネ
ははは、その点では前作の『ヒア・アフター』と同じですね。でもこんな変態な世界を、あまりに真っ当に当たり前の事みたいに撮るなんて・・・イーストウッドも相当の変態なんぢゃないですか。アルモドバルみたい
トモコ
心理描写が上手よね。観てゐてしみじみ〜とするわー。私にとっては、今年観た中では『宇宙人ポール』と並ぶぐらゐ良かった。
元店主
うわ!それ、めっちゃ評価高いやん。・・・でも、ほんとイーストウッドの映画は自由に溢れてゐるよ。マーケティングとか、世間の自分に対する期待・イメージとか、ステレオタイプの思考とか、さういった様々なものから自由な感じがする。これぞ、真のリバタリアンなのか?
ヤマネ
とにかく、これからも絶対にイーストウッドの映画は観たい!と思はされましたね。次は『スター誕生』のリメイクでしたっけ?ビヨンセ主演の?
元店主
うわぁ、楽しみすぎる!
ヤマネ
ところで『ドラゴン・タトゥーの女』はどうでした?
トモコ
私は全然だめ
ヤマネ
ボクもです!ちょっとソツなく纏め過ぎてません?なーんも印象に残らない。
元店主
まぁ、フィンチャーはもともとさういふ監督だから。思ふんだけどさ、フィンチャーはイーストウッドと正反対で、すごくテイク数の多い監督ぢゃない。何度も何度も撮り直しさせる。で、その完璧主義が、かへってああいふ無味乾燥なものを生み出すのでは・・・とはいへ前作の『ソーシャル・ネットワーク』やその前の『ベンジャミン・バトン』ではそこまで無味乾燥ではなかったか・・・
トモコ
私はとにかく、あそこに描かれた白人の世界が恐い!なにかあったらすぐに近親相姦やレイプ、男女ともすぐにベッドに誘ふし・・・もう性欲の塊って感じ。もうちょっと他のこと考へないの?って思ふ
元店主
はは、彼らは肉食人種だから、交感神経優位人種なんだよ。だから、性欲や攻撃性が異常に高いの
ヤマネ
なんですか、それ?・・・でも、実際にスウェーデンって、犯罪率が異常に高いんでせう?
元店主
さう。日本の何十倍もあるらしいよ。しかも、強姦や殺人などの凶悪犯罪が多いとか。スウェーデンってさ、高福祉国家でオシャレでイケヤでスウェディッシュポップで、といふイメージがあるけどさ、実際は限りなく共産主義に近い全体主義で、戦後まで優生思想がはびこってて、ブラックメタルがあって・・・とドロドロしてんだよね。この映画の原作小説は、そんなスウェーデンの暗部を描いた作品らしいんだけど、それがこの映画では全く描けてないでせう。なんか、何人かの異常者の所為にして終はり!って感じ。それが最もダメな所だな、この映画の
トモコ
私は最後にルーニー・マーラ(ドラゴンタトゥーの女)が、犯人をバイクで追ひつめるぢゃない。で、逃げてた犯人のクルマが横転して、出られなくなった犯人のもとに拳銃を持ったルーニーが近づいていく・・・と、クルマが爆発して終はり。ってのが物足りなかった。やはりあそこは防弾ガラスに何発も撃ち込まないと
ヤマネ
それ『アジョシ』ぢゃないですか!・・・でも、あのエンヤの流れる所は良かったですよね!笑ってしまひました!
元店主
さうさう!あそこは最高。あの異常な感覚はかっこいいよ
トモコ
えー、なんでよー、あそこはダサイわよ!殺人シーンでエンヤなんか流して、なにか気が効いてるつもりなの?って感じ。それとか、タイトルバックでゼップの『移民の歌』を、ヤー・ヤー・ヤーズのカレンOのカバーで流すぢゃない。あれもダサイ。そのままゼップの歌を流せばいいのに。なーんか、ちょっと捻ればかっこいいと思ってるのよね。そこが、この映画のダメな所よ!
ヤマネ&元店主「はーい」
トモコ
次は、『タイム』ね。これも、私はダメだった。ジャスティン・ティンバレークは良かったけど。って、私は歌手としての彼しか知らないから、結構いいな、と思って
ヤマネ
ジャスティンは『ソーシャル・ネットワーク』でも最高だったんですよー!・・・この映画は、確かに、微妙か。結構、好きな映画ではあるんですけどね
元店主
私は全然ダメ。かういった世界観の作り込みが甘い映画って、ダメなんだよー。クリストファー・ノーランとか
ヤマネ
ハハハー、相変はらずノーラン嫌ってますねー
元店主
いや、『ダークナイト ライジング』の予告編観た?もう、すっごくかっこいいんだよ、相変はらず。うわー、又しても面白さうー!でも、絶対観たら腹立つんだらうなー、とか思ふと、もう、愛していいんだか憎んでいいんだかわかんないよ、クリストファー・ノーラン!彼には永遠に予告編だけで本編のない監督になってほしい
ヤマネ
なにムチャクチャ言ってるんですか。でも確かにこれ、一見設定は魅力的ですけど、細部がボロボロと甘いですよね。作り込みが浅い、といふか。『ミスター・ノーバディー』とは大違ひ!
元店主
さうなんだよ。主人公の父親の話とか、大金持ちのバックに居るらしき黒幕の話とかも、ちっとも回収できてないし。全てにおいて考へが浅過ぎる。観客を舐めるのもいい加減にしろ、と言ひたい
トモコ
脚本の段階で誰か突っ込まなかったのかしら。あんな投げやりなラスト、久しぶりに観たわ
ヤマネ
うーん、『ガタカ』は結構良かったんですけどねー。今回は、どうしたんでせう。かうなったら『ヒューゴ』に期待ですね!
元店主
あれ?『戦火の馬』ぢゃないの?
ヤマネ
やー、馬の映画なら『オーシャン・オブ・ファイアー』に勝るものなし!ですからねー。なんつってもヴィゴ・モーテンセンが出てますもん
元店主
ヴィゴ・モーテンセンといへば、彼がフロイトの役をやったクローネンバーグの『ア・デンジャラス・メソッド』は、日本で公開しないのかなぁ。メッチャ観たいんだけど
ヤマネ
それとか、今年は久々にラジニカーントの映画が日本公開されますからねー。『ロボット』。まぁ全世界ですでに公開・大ヒット済みのものですけど、日本にもやっと・・・めっちゃ楽しみー!
トモコ
あ、でもそれ、ダンスシーンが長過ぎるとかいって、日本では縮小版でやるみたいよ。20分以上もダンスシーンをカットするらしい。サトウさんが言ってた
ヤマネ
ええー!バッカじゃないの!インド映画からダンスシーンとってどうすんだよー!腹立つなー!
元店主
むむむ、今年も日本での映画の環境は厳しさうだなぁ。

Comments

コメントしてください





※迷惑コメント防止のため、日本語全角の句読点(、。)、ひらがなを加えてください。お手数をおかけします。


※投稿ボタンの二度押しにご注意ください(少し、時間がかかります)。

このエントリーのトラックバックURL:
http://test.cafeopal.com/mt/mt-tb.cgi/1810

トラックバックの概要に日本語全角の句読点(、。)、ひらがながない場合は、いったん迷惑トラックバックとして保留されます。ご了承ください。

Trackbacks(このページを参照しているページ)



ページトップ