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2010年05月24日(Mon)

團菊祭@松竹座 歌舞伎

歌舞伎座の取り壊しは、取り返しのつかない愚挙だと私は考へる者ですが、それでも、僅かながらの余得はあると思ってゐました。それは、歌舞伎座の代はりに何だかよく分からない劇場が建つその間、関西に歌舞伎がたくさんやってくるのではないか?といふものです。
私も現在なかなか厳しい財政に立たされてゐるので、以前の様にさうちょくちょく東京まで歌舞伎を観に行けない状態なのです。関西にもっと歌舞伎が来てくれれば・・・、それだけを私は願ってゐました。

そんな所に第一報。なんと!團菊祭を大阪松竹座でやるといふではないですかー!團菊祭は私が欠かさず東京まで観に行ってゐたもの。しかし、今年は無理かも・・・と諦めてゐた所にこの報せ。やったー!これなら観に行けるぞー!と、私は欣喜雀躍したものでした。

ところが、そんな所に衝撃の第二報。な、なんと!海老蔵が出演者の中に入ってゐない(ついでに松緑も)といふではないですかー!そんな、團菊祭なのにあり得ない。信じられん。何かの間違ひではないか・・・

と、そんな所にとどめの第三報。な、な、なんと!大阪で團菊祭をやってゐる同じ5月に、海老蔵は新橋演舞場で「助六」を、しかも「水入り」をやるといふではないですかー!!!
・・・・・・爆死した。

私、マジで松竹本社に爆弾テロを仕掛けようかと思ひましたよ。

そんなこんなで、せっかくの團菊祭@松竹座、すっかり行く気をなくしてウダウダしてゐたんですが、でも、まぁ、やっぱり行くか。でも、夜の部だけね。といふ感じで行って参りました。

うむ、まー、ね。楽しかったですよ、そら。菊之助は頑張ってゐたし、「髪結新三」の様なバリバリ江戸前の芝居こそ、私の観たいものだし。
しかし、なーんか、薄い。いつもの様な満足感が、ない。それは、もちろん海老蔵が居ない、といふ手抜き感が色濃く漂ってゐる事が大きいのでせうが、場所の事もあるのかもしれません。やはり、歌舞伎座でないと・・・って、もう歌舞伎座ないしな。新しい劇場(もしかして歌舞伎座と名乗るつもりかな?・・・つもりだらうな、やはり・・・)でやる團菊祭はどうなるのだらう。些か不安になりました。

今回印象深く感じたのは、義太夫が弱いな、といふものです。そら、文楽と違って歌舞伎では役者の方が存在が大きいですから、当たり前なんですが、それでも、そんな事を思ってしまひました。先月観た文楽「妹背山女庭訓」がとても良かったのが影響してゐるのかもしれません。また、最近邦楽アワーを聴きまくってゐるのも影響してゐるのかもしれません・・・。

やはり、文楽かな。上方なんだし。

と、そんな所に締めの第四報。渡辺保によると、今やってゐる海老蔵の「助六」は、歴史的瞬間(海老蔵が破格から本格に変はる)とのこと。やはり、さうだったかー。

う〜む、ゾンビになって甦る事もできないや・・・・・・。

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