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2010年11月06日(Sat)

ファントム 文化

ロンドンに行ってきました。ロンドンで見るものはごまんとありますが、今回は、ミュージカルを見ることにしたんです。

何のミュージカルにしようかと考えていると、一つのことが分かってきました。それは「オペラ座の怪人」の評価がずば抜けて高いということです。20年以上も上演し続けているって。たしかにそれは並じゃない。上演期間の長さで言うと、「レ・ミゼラブル」の方が長いそうですが、見た人に言わせると、「オペラ座の怪人」が一番お勧めだそうなんです。

ところが、私は10年ほど前にニューヨークでこの「オペラ座の怪人」を一度見たことがあるものの、その時の印象は…なんだかつまんなかったYO! というものだったのです。確か、兄たちと一緒に見たはずなんですが(うろ覚え)、兄が「オペラ座の怪人のCD2巻セット」(またはパンフレットだったかな、またうろ覚え!)みたいなものを購入しているのを見て、あんなにつまんなかったのに、なんでそんなもの買ったりするんだろう。と不思議に感じたことだけはよく記憶しています。

KKちゃんは、「何をみてもいいよ」と、いつものおおらかな調子なので、私はどうしよー、と悩んだ挙げ句、それほどまでに素晴らしいならば、もう一度ちゃんと見てみようという気になり、「オペラ座の怪人」の席をネットで予約しました。あらすじを軽く勉強。ふむふむ。オペラ座の下に住むファントムが歌を教える、と。ファントムはOPALでカルーアミルクを飲むのが大好き、と。お気づきかもしれませんが、後者は虚偽記載です。

当日。つまらないという印象を10年も持っていたミュージカルを今更本当に楽しめるのだろうかと不安で一杯でしたが、美しい内装の劇場に入ると途端にやる気が出てきました。

ジャーン! 見終わっての感想。…す、すぎょい! 滅茶苦茶感動しました! 最初から最後までだれることのないテンポ、心に響く音楽、ファントムの切ない気持ち、何もかもが、スーパーや!

普段、決して涙を見せることがないKKちゃんも、「良かったなあ-」と、うるうるしていました。KKちゃんの心を動かすとは、恐るべし、ファントム。

さっそくイタリアに帰ってきて、YouTubeで「オペラ座の怪人」の歌を見まくっています。もう一度見に行ってもいいなあ。みなさん、「オペラ座の怪人」はバチグンのお勧めですよ! しかしなぜ10年前に見たときは、これっぽっちも感動しなかったのだろう?謎。それとも「オペラ座の怪人」なんて見たことすら無かったのかも。

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