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2013年08月28日(Wed)

VACANZA 生活

8月といえば、バカンスシーズン。どうなるかというと、皆様がこぞって街を脱出します。当然、ミラノのお店は閉まり、逆に海や山は大賑わいです。

バカンス…イタリア語では vacanza (ヴァカンツァ)。簡単に言うと、(多くは夏の)仕事の休みのことです。日本では 「少しバカンスを取って…」なんてつぶやいてみてヨーロッパ的な雰囲気をちょっと出す、そんな程度のものではないでしょうか。そんなものと違い、こちらイタリアでは vacanza は当たり前の存在です。

この季節、「バカンスはもう行ったのか?」 と普通に尋ねられます。(つい数時間前も、マンションの下で歩いていたら質問されました。イタリアのバカンスは通常2週間。多くて3~4週間。1週間ならかなり少ないという印象です。

3週間のバカンスなんて会社を辞めない限り夢のまた夢のまた夢のまた夢のようなところもある日本ですが、なぜイタリアではバカンスが毎年やってくるのでしょうか?

理由は簡単です。それは、社会のみんなが休むからなんですね。取引先の会社が閉まる。よって仕事にならないから、うちも閉める。従業員は会社に来なくて良い。→バカンス発生。こういう仕組みなのです。

つまり、バカンスをするためには、社会全体の構造がそうでなければならない。結論としては日本では長期のバカンスはどだい無理、ということになりますね。え? 私? 日本の会社のために仕事しているので、全然バカンスとは無縁です! あひゃー

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