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2008年10月15日(Wed)

イタリアンダイアリー CAFFE'

こんにちは。パワー@ミラノです。私、京都に住んでいた時には、連日カフェオパールにお邪魔したり、かと思えば1年くらい行かなかったりという、いい加減なカスタマーだったのですが、ここイタリアに越してきて約1年。そろそろオパールに行きたくなってきました。

ところが問題発生。オパールまで遠すぎるという問題。念のためGoogleMapで我が家からオパールまでの距離を調べてみましたところ、およそ10,000(dieci milla)Kmも隔たりがあることが理解されました。どれだけ離れたはりますのん、と。オパールまで自転車で15分もあれば着いたころが懐かしく思い出されます。

同時に第二問題発生。オパールは新装開店の準備のためお休み中という問題。

で、これらの問題を解決すべく【命題】【仮定】【結論】なんて紙に書いたりして頭を捻った挙げ句、オパールに私のダイアリーを投稿させて頂くことに致しました。どんな結論やねん! と突っ込みたい、いや既に突っ込み作業が完了した諸兄もおられることと存じますが、なにせそちら(日本)とこちら(イタリア)ではざっと10,000kmも離れているため、少々のことでは伝わりません。

まず初回は、イタリアではどういうコーヒーが飲まれているのかについてちょっとだけ。

イタリアではエスプレッソコーヒーが飲まれています。caffe'(カフェ:コーヒー)、もしくはcaffe' normale(カフェ・ノルマーレ:普通のカフェ)と言えばそれは紛れもなくエスプレッソコーヒーのこと。caffe' americano(カフェ・アメリカーノ)と言えば日本で一般に喫されているようなコーヒー、ただしエスプレッソコーヒーをお湯で割った類のものを指します。ただし、はっきり申しましてcaffe' americanoはあまり美味ではありませんから初心者にはオススメできません。

caffe'を飲む場所はBAR(バール)と呼ばれる、イタリア中どこにでもある立ち飲み喫茶店みたいなところが主流です。そこに入って元気よく「un caffe' per favore!(ウン・カフェ・ペルファボーレ!)」と叫べばコーヒーが目の前に出されるシステムになっております。元気よくというのがポイントで、ハキハキ発音しないと「え、今、なんと仰いました?」と聞き返されることがあります。

caffe'が出されたら、おもむろにジャバジャバドバドバ砂糖を入れます。勿体ないという気持ちを抑制してドバドバ入れちゃうのがポイントです。全部溶かす必要なんてありません。飲みきった後、カップの底に砂糖が残っている、それがイタリア流の粋な飲み方なのです。

ときどき日本で飲んでいたような“普通の”コーヒーが飲みたくなることもありますが、caffe'に慣れると、まあこれでいいか! という気分になります。これぞまさにQuando sei a Roma, vivi come i romaniですね! ここはミラノですけど。

ではCIAO!

P1060376.jpgイタリアのCAFFE'はこんな感じ

Text by power

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