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2006年07月21日(Fri)

昭和史からの警告 読書・文学

 副島隆彦と船井幸雄の対談本第2弾、『昭和史からの警告』が出た。これは、現在の日本の状況は第2次世界大戦突入前のそれに似てゐる。故にこのままでは日本は新たな戦争に突入してしまふ! といふ警告本である。

昭和史からの警告—戦争への道を阻め
船井 幸雄 副島 隆彦
ビジネス社 (2006/06)

 現在の日本の状況が、戦争突入前のそれに似てゐる、といふ説は、たとへば福田和也の様に副島隆彦と立場を異にする人からも出されてゐる。つまりかなりアクチュアルな認識なのであつて、我々がこの本から学ぶ事はとても多い様に思へる。だから一人でも多くの人にこの本を読んで欲しい…と、以前なら書いた所なのだが、さて。どうやらこの本、私がこんな事を書かなくても、かなり読まれてゐる様なのだ。それはやはり、船井幸雄の力が大きいみたいで、サラリーマン層に静かに浸透していつてゐる様なのである。

 ババさんの証言。「うちの会社の専務の口から『副島隆彦』『昭和史からの警告』といふ言葉が…! ビックリしました」

 オイシンの証言。「いやー、うちの会社ッて、毎朝朝礼の時に、誰かが話をするんですよ。その話でねー、この間、『昭和史からの警告』の事を喋つた人が居たんです。もう、ねー、家でコッソリ本読むくらゐならいいですけど、会社で『副島隆彦』の名前を聞くと、なんだか嫌になりますねー」

 何を言つてるんだ、オイシン。オイシンも真剣にこの本を読んで勉強しろ!

 うーむ、やはりサンプル数2で結論を出すのは早いかな。

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