準々決勝 その1 [2006 ドイツワールドカップ]
ドイツ─アルゼンチン
イタリア─ウクライナ
- ヤマネ
- やー、昨日はたっぷり休養を取ったよ。見どころファンの人たちも、唐突に昨日で連載が終わりか!?と心配してたいことでしょう。僕は心配してた。
- ショウヘイ
- 励ましのお便りもいただきました。
- ヤマネ
- もらってません。昨日が更新休みだったことに気づいている人すら皆無という不安もある。
- ショウヘイ
- どっちやねん。ここでやめると4年間の積み重ねがジーコジャパンのように水の泡です。とはいえオレンジレンジの歌をまた聴かねばならないのはつらい。平原綾香のままでよかったのに。
- ヤマネ
- さあ、今日は見どころ以外を探すの難しいほど目の離せない試合、アルゼンチンードイツだ。1986年と1990年の決勝戦の再来。共に勝負強くて勢いもある。
- ショウヘイ
- お互い故障や出場停止がなく真剣勝負ができるが、ドイツにはカーン、アルゼンチンはマラドーナという厄介者をそれぞれ抱え込んでいる。
- ヤマネ
- カーンが食あたりなのはドイツにとって好材料。肉らしいが、米国産?
- ショウヘイ
- メッシは少年時代に成長ホルモンを投与してあの身長なので可哀想だ。これはドーピングにあたるのではないのか?
- ヤマネ
- マラドーナも98年大会ではマリファナ使用が理由で大会追放されてたよね。メッシにしても背が伸びてもクラウチみたいになるのは嫌なんじゃないか。
- ショウヘイ
- ふむ。早くゴールした後ロボットダンスをするリケルメが見たい。
- ヤマネ
- ダンスしなくても佇まいはロボットだけどな。
- ショウヘイ
- アイマールが機能していなくてさびしい。
- ヤマネ
- ベンチでしか機能してませんから。彼もマラドーナの後継者と言われてたのにね。そういえばクリンスマン監督が、「マラドーナを泣かす」って記者会見で言ってたの最高。マラドーナの泣き顔も見たい。
- ショウヘイ
- で、どっち?
- ヤマネ
- ここはドイツにかけます。のりのりだもの。バラックは特殊なイオン水にはまっているらしいですよ。そのイオン水の機械をレーマンとかチームメートにもアムウェイ的に広めているんだって。
- ショウヘイ
- 何やってんだか。僕はアルゼンチンが勝つに一票だけど、この試合の鍵になるのはやっぱり審判かも。
- ヤマネ
- もう一試合はガットゥーゾの野蛮な行動がきらりと光るイタリアと、廃墟から青白い光がきらりと...のウクライナの戦いだ。
- ショウヘイ
- オーストラリア戦でもやってましたよ、ガットゥーゾ。
- ヤマネ
- しまいに猪木級のビンタ喰らいそうやね。イタリアはやはり、守備の動きが美しい。他のチームと比較しても全く無駄がないし、攻められているのに危ない感じがしない。危ないのは自殺未遂で危篤状態のペッソットの容態だけだ。
- ショウヘイ
- カンナバーロが「とても打ちのめされた。ペッソットは世界で最もイイやつなんだ」だと。
- ヤマネ
- 僕らが世界で最もイイやつと思っているカンナバーロに言われちゃうぐらいだから、ただならぬいい人っぽいですね。
- ショウヘイ
- ウクライナには悪いがこの辺で引き下がってもらわないと困る。いくらミラ・ジョボビッチが応援しようが僕は惑わされない。
- ヤマネ
- 僕も全然惑わされません。今やお気楽な立場で試合出来るウクライナは結構くせ者だよ。チームとしては全然みどころがないけど。スイスや韓国の方が楽しかった。
- ショウヘイ
- ミレフスキーはスイス戦のPKでトッティがビビって出来なかったループを涼しい顔して決めてたね。注目かも。
- ヤマネ
- トッティかデルピエロのどちらが先発かも注目です。二人ともあまりフィットしてないんだよね。さみしい。インザーギが出て来たら、ゴール前の口の形だけでなく、ゴール後の関節が外れたような手のぶらんぶらんした動きも良くわからないのでみどころですぞ。
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