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2010年12月08日(Wed)

海老蔵の記者会見 歌舞伎

海老蔵の事件後初の記者会見を見ました。
といっても、テレビで見たのではなく、ネット上に散らばってゐる映像を漁って見たんですけどね。いやー、面白かった。もう、トモコと一緒に大爆笑!海老蔵、さすがだわー。改めて、海老蔵の凄さを再確認した次第です。

まづ、なにより、顔が思ったより全然キレイで一安心。神経の方がどうなってゐるのか、そこら辺はまだ心配ではありますが、みたところ、あれならこれからの歌舞伎にも支障がなささうです。よかったー。
・・・ま、あそこまで顔がキレイだと、マツヤマさんの唱へる陰謀論(沖縄知事選、民主党の問題、ウィキリークスの問題、朝鮮半島の問題・・・など、重要な政治的イシューから国民を遠ざけるために仕掛けられたショー。ノリピーの時と同じ。渦中の人が逃げ続けていつまでも捕まらず、話を引き延ばす手法まで同じ・・・と)が真実味を帯びてきてしまふのですが、それはともかく、歌舞伎ファンの私としては海老蔵の顔がどうなってゐるのか、が一番心配でしたので、とりあへず良かったです。

そして問題の会見内容。意地悪な記者たちの質問に、淡々と、ひたすら淡々と答へる海老蔵。その答へがまた・・・
事件のあった店のオーナー(悪い噂あり)との関係を「どの様な関係なんですか?」ときかれ、「フツーの関係です」と答へたり、事件のあった日の自分にもし今なにか言へるとしたら、何を言ひますか?との質問に「出かけるのはお止めなさい、と言ひたい」と答へたり、とにかく名言続出!
やー、このアホっぽさは、いっそ神々しい。やはり、海老蔵は神に近い存在なんだなぁと、腹を抱へながら実感いたしました。

また、その答へ方がねぇ。これ、海老蔵が嫌いな人は腹立つだらうなぁ、と思へる感じ。トボケた風味がなんとも・・・。ネット上では、必死に海老蔵の悪口を書く事によって、自らの刺激された劣等感をなんとか宥めようと頑張ってゐる人たちが結構居る訳ですが、さういった人たちがまたカッカときただらうなぁ、と思ふと、可哀相といふか、可笑しいといふか。

正直言って、あのテレビで大々的に放送された(バカバカしい)結婚式とかみて、なんかつまらんなぁ、海老蔵大丈夫なんかいな、と心配だった訳ですが、さういったものを一気に突き崩し、逆転させる今回の様な事件を起こす才能は、天才と言おうか、選ばれた人間と言おうか。やはり神に近いとしか云ひ様がありません。

海老蔵、とりあへずは無期限謹慎処分となって舞台は当分休む訳ですが、これは彼の役者としての飛躍台になるのでは、と思ひます。なにせ神になる人間には、辛い試練が必要ですから、この試練は必須でせう。そしてこの試練に見事耐へ、それを克服した時に、人は神に近づく。海老蔵は、歴史に残る不世出の大歌舞伎役者になる可能性が濃厚になってきました。祖父も超へ、戦後の團十郎といへば十三代を指す、と言はれる様になるかも。私は、歴史的な瞬間に立ち会へたかもしれない幸せを、感じてゐます。

にしても、面白かったー。

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