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2006年09月11日(Mon)

ご生誕 総括2 尊皇

 昨日の続き。さて、私は今の女性天皇→女系天皇論議の後ろにはアメリカが居るのではないか、と邪推してゐます。

 アメリカは、ズウッと日本の天皇を破棄したいと考へてきました。第二次世界大戦後、もちろん最初は天皇陛下を処刑するつもりでゐたのですが、彼らの考へに相違して、日本においてあまりに天皇陛下が国民から愛されてゐる事実に直面し、もし天皇陛下を処刑なんかすれば日本国民からどれだけ恨まれ、恐ろしい復讐を受けるか分からない、と考へた事から、方針を変へました。天皇家が自然消滅する様に仕向けたのです。それが、1947年に行はれた11宮家の臣籍降下と、皇室典範を憲法に組み入れた事です。前者によつて皇位継承者の数がグンと少なくなり、後者によつて(現在の小泉がやつてゐる様に)時の政府によつて勝手な改悪が皇室に対して出来る様になりました。なんとも巧妙な仕掛けです。これによつて、アメリカは自分の手を汚さずに、天皇家を廃絶に追ひ込む算段ができたのです。

 では何故、アメリカは天皇を廃絶したいのでせうか。それはアメリカの、自分こそは世界で一番正しく、進んでゐる、といふ思ひ込みと、それ故にアメリカの素晴らしい価値観を世界中に刷り込んであげなくてはならない、といふ御節介な考へにあります。アメリカから見れば、君主制など、遅れた野蛮な制度です。是非とも君主(王様)のゐない自分たちの国の様な、真の民主主義の国に、世界中の遅れた国々を改革してやらなければならない、といふ使命感を持つてゐます。また、そんな遅れた野蛮な君主制の国である日本が、結構世界でのさばつてゐる、といふ現実に対する苛立ちもあるでせう。さらに言ふなら、アメリカは日本の金融植民地化を狙つてゐるのですが、それに抵抗する勢力、つまりは愛国者たちを叩き潰してしまひたい、とも考へてゐます。この愛国者たちの精神的な支柱が天皇陛下なのは間違ひがないので、これを是非とも廃したいと考へてゐるのです。

 そこで出て来たのが、愛国心の欠片もなく、アメリカの犬として日本に君臨してゐる小泉純一郎です。彼は、アメリカの要求に従つて、次々と日本の慣習・社会を破壊し、日本のアメリカナイズと、アメリカへの献金に汲々としてきました。その総決算が、長年のアメリカの夢=天皇家の廃絶、の実現、といふ訳です。小泉は“有識者会議”といふ訳の分からないもの(天皇制廃止論者が仕切つてゐるといふ、ホントに訳の分からないもの)を捏ち上げ、それによつて皇室典範の改悪を急ぎました。これが成れば、天皇家断絶はほぼ9割がた確実になつてしまひます。正に、国体は危機に瀕してゐたのです。

そこに! このたびの親王さまの御誕生。これによつて、小泉(及びアメリカ、及び天皇制廃止論者たち)の野望は吹き飛びました。これを神風と言はずして、なんといふのです! 

 いやー、めでたい。ホント、めでたい。万歳三唱してしまふよ、マジで。バンザーイ! ×3。

 しかし、一旦は危機を逃れたとはいへ、まだまだ真の危機は去つてゐません。この危機を逃れ、天皇家を盤石なものとするためには、アメリカが採つた弱体策の逆をやればいいのです。つまり、旧宮家の皇族復活、及び、皇室典範の憲法からの切り離し。我々日本国民の今すぐやらねばならない事とは、これでせう。小泉“ポチ”首相の辞めた後には、是非これらに着手してほしい。…ッて、もしかして次は安倍かよー!

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