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2014年05月27日(Tue)

5月21日〜5月26日 etc

梅本座

ウメドンがオパールの近所の一軒家に引っ越してくる事になったのは去年の夏頃の話でした。せっかくの一軒家なんだからスクリーンとプロジェクター買って「梅本座」とか作れよ、我々も観に行くしさ、とウメドンを焚き付け、買ふ機器も決まり、契約も済ませ、後は引っ越しするばかり・・・となった時点でウメドンの転勤が決定。家の契約は解約したものの、浮いたスクリーンとプロジェクターは・・・「オパールで預かってやる。無料で」。
となって、オパール内に梅本座が出来たのでした。まるで最初から計画してゐた様な・・・これぞリアリティのダンスだ!

その梅本座の第一回が5月21日水曜日、オパールの定休日に行はれました。何人か声を掛けた人が集まり、上映作品はホドロフスキーの「サンタ・サングレ」。何故か座長であるはずのウメドンは来ず(新幹線で来いよ)、代はりに座長挨拶とワインのボトルが届けられました。皆で乾杯をし、「サンタ・サングレ」の魔術的世界に酔ひ痴れたといふ次第。
これから出来れば毎月やっていかうかと思ってゐます。

サンタ・サングレ

これは1989年に制作されたホドロフスキーの映画で、私とトモコは公開当時に一緒に観に行ってゐます。その時の衝撃が大きくて・・・特にラストシーンは、人生の喜びと悲しみ、希望と絶望、聖性と俗性が一体となった痛切なイマージュとして、私の中に刻み込まれてしまひました。
さすがに20年以上経った現在観直してみると、些か冷静に観る事ができますし、色々なものが観えてしまふ所もあります。とはいへ、他人の人生を生きてゐたフェニックスが、アルマ(魂)に助けられて自分の人生を取り戻す。その時アルマは少女の時と同じ格好で出て来ます。「アルマ、アルマ、ボクはずっと君を待ってゐたんだよ・・・」もう一度過去を生きる。そして過去の改変・・・これがサイコマジックか!などと、新しい見方もできて興味の尽きない感じです。

化物語

アニメ作品「化物語」を見終はりました。これ、お話自体はどって事なく、今まで観てきたアニメ(「まどマギ」「ピンドラ」など)の様な、ラストに至って怒濤の展開!感動&衝撃で茫然!・・・といふ事はなく、あまりにあっさりと終はった感じです。
かと言って面白くなかったかといふとそんな事はなく、これはこれでとても面白かった。お話が単純な分、それを“語る”ことに主眼が置かれ、それがとてもスマートに出来てゐるのです。私は“語る”ことに意識的で、様々な異化や工夫を凝らした作品が好きなので(映画なら、エドガー・ライトやウェス・アンダーソンなど)、これも大好きな作品です。
とにかく様々な技が駆使されてゐるのですが、私が特に感心したのは次の点。この作品、男の子がなんと主人公ひとりしか出て来ず、後はみんな美少女ばかり。あまりにオタク的といふか、美少女アニメ的といふか、これはちょっと・・・と思ふ所なのですが(実際「シュタインズ・ゲート」ではちょっと思った)、そこにひとつの工夫があってその事がマイナスにならない様になってゐるのです。その工夫とは、主人公と美少女以外(あと物語に関係する極少数の人以外)、一切の関係ない人がこの世界には存在しないのです!どういふ事かといふと、街にも店にも学校にも教室にも、彼ら以外ひとっこひとり居ないのです。これは異様な風景です。が、アニメでこれをやられると、変ではない。むしろカッコ良く、オシャレにさへ見えます。
うーむ、アニメ恐るべし。少なくとも、現在の日本映画よりずっと高いレベルを走ってゐるなぁ。

・・・え!この話、続きがあるの?むむむ、そら、それも観ないと・・・。

少年よ我に帰れ

以前、「ピンドラ」のOPテーマ曲「ノルニル」が素晴らしい!といふ話はしたと思ふのですが、あの後、実はシリーズ後半になるとOPテーマ曲が「少年よ我に帰れ」といふ曲に変はるのです。同じく、やくしまるえつこメトロオーケストラによるものですが・・・これがまた、輪に掛けて素晴らしいのです!
で、この2曲がセットになったCDシングルが発売されてゐるのですが・・・う〜む、欲しいけど、CDシングルとか買ふのもなぁー、「ピンドラ」全部のサントラとかないんかいな。それならすぐに買ふんだけど・・・とウジウジし続けて、数ヶ月。結局、買ってしまひましたー、CDシングル。
やっぱ素晴らしい!!!久しぶりにこれらの曲を耳にすると・・・思はず感極まって泣きさうになりましたよ・・・。
珠玉の一枚ですね。

灰野敬二

その「ノルニル/少年よ我に帰れ」のCDのアーティスト表記を見てたら、ええ!「ノルニル」のベース、ナスノミツルになってるよ!ナスノミツルって、灰野敬二とよく一緒にやってたよねぇ。うーん、道理で、えらくベースがカッコいいと思ってたんだ。

灰野敬二の本「捧げる」を読んで猛烈に感動し、20年振りぐらゐに灰野敬二のCDを買ったのですが(「まだ 温かいうちの この今に すべての謎を 注ぎ込もう」不失者)、これがまた良かった。ある意味、全然変はってなくて100%灰野敬二なんですが、確実に進化してゐる。うーん、カッコ良過ぎ。
といふ訳で、我が家では灰野敬二のCDを引っ張り出してきて(15枚くらゐあるかな)、それとアニソンを交互にかけて楽しんでをります。

この映画、ソフト化しないかなぁ。すれば即買って、梅本座だ!

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