京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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2012年07月07日(Sat)

営業時間変更 etc

注意力の異様に鋭い人、どうでも良い事ばかり気がついてしまふ人、ほとんど無益な霊的直感能力を持ってゐる人、オパールに並々ならぬ関心を抱いてゐる人は、もしかしたら気がついてゐるかもしれませんが、この7月からオパールは営業時間を変更いたしました。
正午オープンの21時ラストオーダー。これまでが22時半ラストオーダーだったので、1時間半ほど早く店を閉める事になります。理由は・・・・・・まぁ、簡単に言へば夜の時間帯はお客さんが来ないからですね!ババーン!

河原町三条から東山祇園(の外れ)に場所を移して約3年。やはり場所柄の違ひといふものでせうか、完全に昼型の店になってしまひました。ここらは日が落ちるとほとんど人が歩いてゐません。こちらに移ってきたばかりの頃、トモコがすっかり日が暮れた後の建仁寺さんを通ってゐますと、暗闇からヌッと現れた老婆に「ここらは昔はコトリが出ましたんやで」と言はれ、トモコの頭の中には可愛らしい小鳥がピヨピヨ鳴く図が浮かんだのですが、むろん、このコトリは子盗り、つまり人さらひの事でせう。それだけ昔から夜は人通りがなかった、といふ訳で、この事情は今でもあまり変はってゐません。

俗に、夜の店と昼の店では売り上げが倍ほど違ふ、とか言ひますが、正にその通りで、今やオパールも移転前に較べて売り上げが半分・・・ではないですが、3分の2近く落ちてをり、この上さらに夜の営業時間を削るのはどうか?と思ひ、散々悩んだのですが、お客さんも居ないのにズウッと店を開け続けるのはどうにも疲労が蓄積しますし、すると思考能力も落ちてきて、こらいかん、と。我々も、それなりに歳はとってますから、先の事も少しは考へて、ここらで体勢を立て直さなくてはならない。そのために、まずは時間を作って、しばし様々な検討をしてみよう、といふ事になった次第です。

さうは言っても、夜にしか来られない人たちも居る。しかも、常連さんの中に、さういった人は多い。ので、夜はバー・・・といひますか、純喫茶でない喫茶店、とでもいひますか、コーヒー&アルコール(+ケーキ&おつまみ)のみの簡易営業をしようか、などといふ話もでてゐます。予約制(「今から行くから」といふ電話が入る)といふ形ですでにさうなってゐる、といふ話もあります。そこらは臨機応変に、といへば聞こえはいいですが、要はいつも通りのルーズな感じでやっていきたいと思ってをりますので、これからもよろしくお願ひ致します。

ところで、増税に賛成した連中は絶対に許す事はできんね・・・。

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