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2007年12月25日(Tue)

中指 etc

 スライサーで中指の先を切つてしまひました。

 スライサーとは勿論、野菜を薄く細かく切る道具ですが、安全のため取ッ手の様な道具がついてをり、それに野菜を取り付けて、サーッサーッと切るので、手は刃に触れる事はなく大丈夫、といふものです。実は引ッ越しのドサクサでこの取ッ手様のものがなくなつてをり、危ないかなーと思ひながらも、野菜を手に持つて慎重に使用してゐたのです。それが…一寸、油断したんですかね、気がついたら、スパッ! と中指の先をスライスしてしまひました。うわー。

 もう血は止まらないわ、ジンジン指先は痛むわで、大変です。絆創膏を貼つて、なんとか血を止めた…はずなのですが、どうにも良くない。案外、中指ッて、重要なんですねー。

 親指なら、拇印を押す時や、トモコの肩を揉む時に使用します。人差し指は、それこそ物を指す時に使用。呼び鈴を押す時とか。クスリ指は…指輪をするのに使ひますね。小指は指切りげんまんをする時に。しかし、中指は「ファックユー!」ぐらゐしか使ひ道がないのでは? 私は中指立てたりしませんので、使ふ事もそんなにないか、などと思つてゐたら、とんでもない! ありとあらゆる力を入れる場面で、中指は酷使されてゐたのです。

 私が泣きさうになるのは、ものを洗ふ場面。仕事上、これは避けられない。タワシなどで鍋や俎をゴシゴシ洗ふ時、ギュッと中指は押さへつけられ、痛さに涙が流れさうになります。食器類を拭く時も、同様。あと、計算機やエスプレッソマシーンなどの機械類のボタンを押す時も、私は中指を使つてゐたんですねー。人差し指かと思つてました。ので、つい、思いッきり中指で押して、アタタタタ!!! と飛び上がる始末です。さらに、パソコン。正に今、私はこの日記を書いてゐる訳ですが、ははは、キーボードが血まみれです。ワハハハハー!(い、痛い!)

 みなさん、スライサーには気をつけて、中指には感謝しませう。日常の何気ない所に危険は潜んでをり、また、普段は気にも留めてゐなかつた人があなたを支へてゐる、といふ、これは教訓です。なんてねー。

 では、良いお年をー!

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