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2005年04月16日(Sat)

合はない 読書・文学, マツヤマさん

 書くことがないので、昨日の続きといふか、斎藤一人の本についてさらに書く。

 斎藤一人はこんな事を書いてゐる。「夫婦というのは、世の中で一番相性の悪い者同士がくっつくのです」。何故なら、恋とは異常な心理状態の事なので、普段なら絶対に合はないやうな相手に限つて落ちてしまふからである。そして、結婚してしばらくして冷静になると、相手が自分の嫌がることばかりするのに気がつく、といふ訳だ。家でゴロゴロするのがイヤな人の相手は、必ず家でゴロゴロする。口うるさいのがイヤな人の相手は、必ず口うるさいのである。とにかく相手の困ることを絶対に! するのが夫婦なのだ。…で、実はこれは困つた事ではなく、自分にとつて困つたことをする相手は、自分自身の魂の修行のために現れてくれたのだから、むしろ喜ぶべきだ(相手を変へやうとしてはいけない)…と続くのだが、それは置いておいても、この下りはなかなか面白い。それで、マツヤマさんとババさんにこの話をする。と、

「うんうん、全くその通りですよ!」

「正しすぎるなー」

 などと、あまりに激しく二人が同意したので、些か面食らつてしまつた。そんなに腑に落ちることがありますか? 私は腑に落ちることがありますが。

 まァ、今日はこんなところで。

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