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 Diary 1999・10月20日(WED.)

写真撮影

 雑誌「クラブフェイム」の取材がある。なんでもデザインのよいカフェとかいうくくりらしく、オーナーである私に主にデザインの事について話を聞きたいとの事だった。まあ、それは良いとして問題は写真撮影。本格的というのか素人まるだしというのか、とにかく大袈裟だ。やたらたくさんの機器をひろげて、何度もフラッシュをたいたりレンズを変えたりして、すごく時間がかかる。私の写真一枚撮るのにも 20 枚ちかくバシャバシャやったのではないだろうか。確かに写真写りはいいにこしたことはないが、営業時間中でもあるわけだし、サっと撮ってしまうほうがプロのわざってもんだろう。状況による使い分けができてこそ玄人だと思う。例えば昔の芸者さんは(もしかしたら今でもそうかもしれないが)、着物を 5 分ぐらいで着ることもできたし、2 時間以上かけて着ることもできたそうだ。こうでなくっちゃね。なんにせよ取材が終わるとドっと疲れました。

 大好評だった「ホーンティング」対談にひき続き、ヤマネくんとババさんが 2 回目の対談を行う。今回もかなりの爆笑もので、対談場所であるカウンター周りには見物席ができたほど。実は前回の「ホーンティング」対談もそうだったのだが、二人の対談は半分以上が脱線でできていて、その脱線部分が一番面白い。つまり本当に面白い部分は活字になっていないのだが、世の中なんだってそういうものだろう。この日記とて本当に面白い部分は当然活字になっていない。ほんとうのことは言うことができないのだ。もし言ったとしたら、頭と顔を朱色に塗って素っ裸で肛門にキュウリを突っ込んで首をくくって死ななければならなくなるのだ。それはそうとして今回の対談は 90 %以上が脱線だったので、どうやって活字にしたらいいのか! と管理人さんが悩んでいました。どうなるか楽しみ。

 ロマンザのマツヤマさんがフランスで「白痴な」諜報活動を終えて帰国。直にその報告をよせてくれるそうだ。こちらも楽しみ。今週の土曜日には「WORKSHOP RECORD」を開店するナエムラさんとともに来店してくれた。別に来ていたイグチさんとメトロのハヤシくんと合流。奥のテーブルで大いに盛り上がっていた模様。メトロのハヤシくんといえば、オパールの 2 周年記念パーティーでその秘められた DJ プレイを公開してくれるそうだ。これもまた楽しみではあるよなあ。

小川顕太郎 Original:2000-Oct-22;