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 Diary 1999・11月27日(SAT.)

パゾリーニ映画祭
絶好調(なのか?)

 みなみ会館にて開催中のパゾリーニ映画祭。本日は『愛の集会』と『アポロンの地獄』の 2 本を観る。まずは『愛の集会』だ、とロビーで待っていると、ヤマネくんがやってくる。「やはり来たか」「当然ですよ」と会話を交わしていると、前の回に上映されていた『マンマ・ローマ』が終わり、中からババさんが出てきた。これで「パゾリーニ映画祭推進委員会・河原町三条あがるレディックビル 6 階支部」のメンバー全員が揃ったことになる。このメンバーで『愛の集会』にのぞんだ。

 この映画は、パゾリーニがイタリアの様々な人々に愛と性について質問しまくる一種のノンフィクションもので、伝統や習慣、偏見やタブーに果敢に立ち向かう左翼闘士パゾリーニの面目躍如の作品である。もちろんメンバー全員の絶賛を得た。

 が、何と言っても『アポロンの地獄』だ。す、素晴らしかった! 「美しい」などというヤワな形容詞をぶっ飛ばしてしまうような圧倒的な映像に、正直いってびっくりした。これを観ていないと、人生における何か大事なものを逃している事になるだろう。観客は約 20 名。パゾリーニ映画祭絶好調!なのか?!

 オパールでは、アキラさんが来店。大テーブルに同席した男の子に、いきなりナンパされたそうだ。むうう、そのような事が行われていたとは…。アキラさんは今日はイーストのイベントへと繰り出していきました。

 ババさんとタカハシマキさんが、ほぼ同時に来店。二人とも『ワイルド・ワイルド・ウエスト』の先行オールナイトの帰りだ。で、映画はどうだったのかというと…これは自分の目で確かめて下さい。さあこれから年末に向けて、正月ロードショー映画のラッシュだ!

 アキラさんがイーストの帰りにまた寄ってくれる。おかえりなさい。イーストは狭いから一晩中いるのはつらいよね。で、みなで盛り上がったのは霊体験話。なんでまた。アキラさんもナイスな河童体験をしてくれる。でも私が考えるに、その河童はアキラさんのことを好きな男の子だったと思うぞ。他の男の子に熱をあげているアキラさんの気をひこうと真冬の水の中に飛び込んだのだ。でもアキラさんはそれを河童だと思い逃げてしまった。哀れなり、その男の子。映画でも撮れそうですな。

 私自身は全くといっていいほど霊体験がない。小さい頃に雷を体に受けた、という「捏造された記憶」ならあるんですが。記憶なんてあてにならんよ。私も年をとってボケたりしたら、父を殺し母と通じたという「捏造された記憶」を持って、笛を吹きながら街をさまようかもしれんしね。「今、全てが明かだ、望まれて、課されることもなく、運命から」。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-29;