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 Diary 2004・5月9日(SUN.)

1億人のプチ狂気

 名倉くん来店。名倉くんは超絶人気ウェブサイト「Otearai Web」を主宰してゐるネット界の人気者だが、このたびその「Otearai Web」の中の 1 コーナーである「私の中のプチ狂気」が本になつたやうで、その本『1 億人のプチ狂気(二見書房)を 1 冊いただく。もちろん、本人のサイン入りである。

 そこにアキラ 28000 が来店。名倉くんが来てゐると聞くと急に興奮しだして、「ボク、ファンなんです。是非サインが欲しい!」と言つて、何か書くものを所望するので、私がオオヤさんに貰つた人権メモ帳(差別をなくさう、と書かれたメモ帳)とペンを渡すと、それを持つて名倉くんの席へと向かつた。名倉くんは非常に大らかにアキラ 28000 を迎へ、メモ帳の裏表にビッシリとメッセージを書き付け、二人で写真を何枚も撮つたりして、しばし談笑を楽しんでゐた。(ちなみに、名倉くんと一緒に来店してゐた人は、これも大人気サイト「Web やぎの目」を主宰してゐる人だつたらしく、つまり巨頭会議の趣であつたやうだ)

 そのアキラ 28000 は、映画『パッション』を観てきてゐたのだが、「ひどい、あり得ない、許せない」とえらく怒つてゐた。『パッション』は、キリストの受難劇を、これでもかといふほどの残虐描写で描いた問題作で、なんとイタリアでは空前の大ヒットを放つてゐるらしい。さすがカソリックは違ふ、と私も興味津々なのだが、アキラ 28000 の話によると、あまりの残虐描写に映画館を出て行く人もゐたさうで、残虐描写に弱い私にはチト観るのは辛いかもしれない。

 本日は雨でした。

小川顕太郎 Original: 2004-May-11;
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