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 Diary 2004・7月2日(FRI.)

祇園祭

 アキラ 28000 来店。「とうとう祇園祭が始まりましたね」と、一杯きこしめした微酔ひ加減の上機嫌で言ふ。祇園祭と言へば、普通の人々にとつては 17 日の山鉾巡行とその宵山(または宵々山も)を指すものだが、実は祭自体は 7 月 1 日から始まつてをり、7 月いつぱい行はれる。アキラ 2800 に言はせると、「祇園祭は金太郎飴のやうなもの」で、どこを切つても面白い、のださうだ。本日は、山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が、京都市役所で行はれたはずだ。この後も「稚児舞披露」や「お迎へ提灯」「神輿洗ひ」「鉾建て」と、続々と行事が続く訳で、今や京都を離れてしまつたアキラ 28000 にとつて、これらをどれだけ見る事ができるのか、が目下の関心事である。

「大学一年の時に、ゼミの自由研究課題に『祇園祭』を選んだんですよ」とアキラ 28000。「祇園祭の由来を調べたり、実際にかかる費用を調べたり。とにかく、夢中になつてしまいました。」それ以来、倦まず弛まず祇園祭に関する研究を続けてきてゐるさうだが、「これはボクのライフワークです」とまで言ひ切つた。なるほど。

「とりあへず、腰痛見舞ひも兼ねて…」と、稚児餅をくれるアキラ 28000。ありがたく頂戴いたします。

 ま、今日はこの辺で。

小川顕太郎 Original: 2004-Jul-4;