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 Diary 2004・7月1日(THU.)

ケリース

cover

 本日はケリースの来日公演日である。場所は大阪ベイサイドジェニー。またしても木曜日(店の定休日)! といふ事で、私は早々とチケットをとつてこの日を待つてゐた。それも、なにを間違へたのか、整理番号は 1 番(正確には 3 人で行くので、1 〜 3 番)! うーん、これはかへつて不吉ではあるが、それはともかく、ネプチューンズの歌姫(最近は仲が悪いやうですが)、ナズのフィアンセ(もう結婚したのかな?)、ケリースは、デビュー当時から気になる存在ではあつたのですが、この度の新譜『TASTY』 は個人的に今までの作品の中で一番良い。突然のセクシー路線には些か戸惑ひましたが、ナズが出てきて「アァ、ケリース、セクシービースト」なんてラップしてゐるのを聴くと、とても微笑ましくて、全てオッケー! といふ気持ちで、本日に備へてゐた訳です。で、昨晩、鳴り響くテレホン。受話器をとると「えー、誠に申し訳ないのですが…」。なんと来日公演中止。ドタキャンである。ケリース、お前もか、てな気持ちですが、最近、ドタキャンが多いやうな気がします。もしかして、日本の国力が弱つてゐるからか?

 ワークショップレコードに行く。ナエムラさんから借りてゐたビデオ & DVD を返しにいつたのだ。が、グダグダと喋つてゐるうちに色々と買ひこんでしまい、気がつけば財布の中がカラッポ! 恐るべし。うかうか借りたものを返しにいく事もできない。これも私の腰が弱つてゐるからだらうか。

 STEEZ に行き、SLOW PAIN の来日公演(?)の前売りチケットを買ふ。今度の日曜日なのだが、SLOW PAIN の出演予定時間をきくと、0 時半だといふ。うーむ、その日は店が 0 時半までだしなー、それから行くとなると、微妙だな。大抵は、かういふものは時間がおすものだが。ライブ時間も、それほどはないさうだ。

「なんと言つても、オッサンですからねー。出る時間も早いし、ライブもちと短めなんですよ。1 時間、もたないでせう。」と STEEZ の店員さんは言ふ。確かに、チカーノのラッパーたちは、顔はオッサンに見えても歳は 20 代、といふのが多いのだが、SLOW PAIN は大御所なので、ホンマにオッサンなのだ。なるべく、急いで仕事を終へて駆けつけるしかない。

 SLOW PAIN も腰痛に悩まされたりするのかな、と考へたりしました。

小川顕太郎 Original: 2004-Jul-3;
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