京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 04 > 0128
 Diary 2004・1月28日(WED.)

凍傷

 先日ミツギちやんが来店した時に聞いた話なのだが、昨年の末、雪が降つた時にミツギちやんが家路を急いでゐると、急に足の指の温度があがらなくなり、続いて激痛が襲つたので、次の日に病院に行くと、凍傷だと言はれたさうだ。お医者さんにも「アイスランドにでも旅行に行つてゐたの?」と尋ねられたさうだが、滋賀ッて、そんなに寒いのだらうか。

 ワリイシさん来店。上記のミツギちやんの話をすると、ワリイシさんの家の近所に、耳がビロビロ(?)になつてゐるお爺さんがゐるさうで、その人に「その耳どうしたん?」ときけば、「昔、ソ連にシベリアで抑留されてゐた時に凍傷でやられた」と答へられた、といふ話をしてくれた。さういへば、ミツギちやんも足と耳をやられたと言つてゐたので、そこが弱い部分なのかもしれない。

 ところで現在、ファッション界ではピンヒールが大流行である。ヒップホップや R & B の PV を観ても、お洒落にきめた女の子はみんなピンヒールを履いてゐるし(それと耳輪ね)、NY のクラブやパーティーでも、お姉さん方はピンヒールだらけらしい。が、現在、NY は大雪でえらい寒いはずだ。みんな凍傷にはならないのだらうか、などと、要らぬ心配をしてしまう。それとも、屋内に入る時に履き替へるのかな?

 タカシくん来店。最近歳をとつたのか、時間の過ぎていくのが早すぎる、時間が足りない! と訴へる。歳をとつたら何故時間の過ぎていくのが早く感ぜられるのか? といふのは色々な説があつて、そのひとつに、子供の時は全ての事柄に対して好奇心全開だから、同じ時間内でも経験することの量が多く、故に時間が長く感じられる、といふのがある。逆に歳をとると、どうしても生活が単調になり、好奇心も摩滅して物事を機械的に処理、流していくことになるから、時間が早く過ぎるやうに感じるといふことだ。つまり、無理にでも色々なことに興味を持ち、様々なことをやれば、時間の進みは遅くなるんぢやないか、と私はアドバイスをしたのだが、なんとタカシくんは、昼間は仕事、夜はバンドのバイト、習い事もふたつしてゐて、さらに通信大学もやつてゐるといふ。うーん、それは、単純に時間が足りないかも。

 寒さも板についてきた感じです。

小川顕太郎 Original: 2004-Jan-30;