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 Diary 2004・8月15日(Sun.)

OPON の愛称

 OPON (OPAL ONLINE SHOP)が始動してから三日目。まだ、特に目立つた動きはない。が、これからドンドンと OPON はパワーアップしていくし、そのためのさまざまな企画・アイデアが控へてゐるので楽しみにしてゐてほしい。…が、それについては主にトモコが主導してゐる。OPON はトモコ主導なのだ。とはいへ、私が太平楽を決め込んでいい訳でもなく、「色々と考へてね!」と、厳しく忙しなくトモコにせッつかれてゐたりする。フム、どうするか。そこで私は、早速 OPON の愛称などを考へてみる事にした。まづ、親しみやすい愛称をつける事が、これからの発展の上で重要だと考へたからだ。

その 1  Lil' PON (リル・ポン)

 最近のブラックミュージック界では、主にラッパー達の間で、Lil (リル)= little を名乗ることが流行つてゐる。リル・ジョンとか、リル・フリップとか、リル・ブラッキーとか。私は最初これを、子供である、とか、背が低い、などの意味でつけてゐるのかと思つてゐたのだが、どうもさうではないらしい。今月号の雑誌「bmr」によると、90 年代前半に、ビッグな事をよしとする美意識に則つてやたら「ビッグ」「ファット」「ヘビー」となのるラッパーが登場したのに対し、90 年代後半から「リル」や「ヤング」を名乗るラッパーが増えてきたといふ。これは、ビッグなことよりも、ほどよくキュート、つまり、日本で言ふところの「カワイイ」といふのが良い、といふ風に美意識が変化してきた事によるのださうだ。カワイイ、か。それなら、カフェでヒップホップなオパールにはピッタリではないか。で、「リル・ポン」。

その 2  Mr.OPON-E (ミスター・オポーン・イー)

 これは、まァ、半ば私の趣味が入つてゐる訳だが、チカーノのラッパーに Mr.CAPONE-E (ミスター・カポーン・イー)といふ人がゐて、それをモジッた訳だ。いや、ホント、これからチカーノ、くるよ。チカーノ、といふか、もう少し大きな括りでラティーノ。さういへば本日、オリンピックでアメリカのドリームチームが、プエルトリコにまさかの敗北を喫したではないか! プエルトリカンはラティーノ。ラッパーで言へば、ファット・ジョーがプエルトリカン。で、ラティーノのラッパーはスパングリッシュ(スペイン語と米語のチャンポン)を操つてラップをしたりするのが特徴。チカーノもさうだし、キューバ系のピット・ブルなんかも、スパングリッシュを操る。これからはラティーノの快進撃が始まるであらう。WASP どもをブッ倒せ! てな訳で、「ミスター・オポーン・イー」。

その 3  PON DE RIVER (ポン・デ・リバー)

 エレファントマンの世界的大ヒット曲『PON DE RIVER PON DE BANK』から。いやいや、もちろんラティーノも凄い訳だが、ジャメイカンも凄い訳です。世間では、ショーン・ポールあたりからダンスホールが俄然、盛り上がつてゐる訳ですが、それはともかく、この PON DE RIVER といふのは、どうもダンススタイルの事らしいんですね。水の中でバシャバシャと足を跳ね上げる、といつた感じの。ま、つまり、みんなで歌つて踊つて、OPON を盛り上げていけたらなー、と。あれ? 何だか話がずれてきてますか。

その 4  ポー地 三太夫(ポーチ・サンダユウ)

 ポー地 三太夫ぢや。ワシはもちろん、あの有名な伊賀の上忍、百地三太夫とは何の関係もないのぢや。当然、藤林長門とも関係ないよのゥ。フォッフォッフォッフォフォッ……隣で、トモコ殿がもの凄く怖い顔をして怒つてゐるので、ワシはそろそろ消えるのぢや。さらば!

小川顕太郎 Original: 2004-Aug-17;