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 Diary 2002・11月10日(SUN.)

ヒップホップ
ショップの謎

 先日、はっさくさんと共に大阪までレコードを DIG りに行ってきたトモコによると、アメリカ村には今、大量の黒人がいるそうだ。それがどうやら、ほとんどヒップホップショップの店員らしい。ここで言うヒップホップショップとは、ROCAWEAR や KARL KANI などの、いわゆるヒップホップブランドを扱っている店のことだ。で、このヒップホップショップというのが、ことごとくビルの 2 階とか 3 階とか、ちょっと分かりにくいところにあるのだ。実は事情は京都でも同じで、ここ 1 年ぐらいのあいだに、数店の(黒人が店員の)ヒップホップショップが河原町にできたが、これも全てビルの 2 階などにある。日本人が店員をしているヒップホップショップは、それこそ路面店で腐るほど(ほんとに腐るほど!)あるので、なんとなくこの対照が気になる。私が思うに、この黒人が店員のヒップホップショップは、全て同系列ではないだろうか。感じがどの店もすごく似ている。だとしたら、いったいどのような人が経営しているのだろうか? ちょっと気になる

 ところで私もヒップホップ浸りの日々を送るようになってから、やっぱヒップホップファッションってかっこいいよなあー、と思うようになり、ひとつヒップホップブランドの服でも買ってみるかと、何度かそういった店にも行ってみたのだが、いざ行ってみると、やはりどうにも買う気がしない。まず、似たような服を揃えた似たような店が、大量にありすぎる! そして、その周りには、似たような格好をした若者がウジャウジャ居すぎる! これでは買う気が起こらない。

 ヒップホップブランドに限らず、高級ブランドでも同じだが、お洒落の基本は、安易な事をしない、というものだ。あそこまで全てが用意され提供されていて、お金さえ出せば簡単に出来てしまう格好など、お洒落とはいえない。制服ならともかく(制服は個性を消すために着るものだから、それはそれでいい)、お洒落を志向する格好で、お洒落じゃないのは、ちょっと辛い。

 で、私はただいま思案中。

小川顕太郎 Original:2002-Nov-12;