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 Diary 2002・5月24日(FRI.)

様々な人々来店

 イチモトくん来店。「お届けにあがりました」と言って、7 インチをいれる固い紙の袋を 200 枚、持ってきてくれた。イチモトくんが、安くで手に入る、と言ったので、軽い気持ちで 200 枚ほど頼んだのだが、持ってきたのを見ると、ミルクパンのダンボール箱いっぱいの量だった。これは大変だったろう。イチモトくん、ごめんね。

 フクイくん来店。昨日はお疲れさまでした。昨晩のパーティーの効果はどうですか? 「いやー、まだまだです。ううん、冠二郎が悪かったかなあ…」。ううん、やしきたかじんが悪かったんじゃないですか。それにしても、たかじんの「東京」。個人的には洒落た良い曲だと思います。

 テラダさん来店。「石川九楊の『一日一書』なんて、ほんとにいいと思ってんの」と問いつめられる。いやあ、そのお、書についている石川九楊の解説はよく分からないんですが、ああいうふうに書を紹介して、一般の人々に基本的な書の古典に触れて貰えるのは良いことじゃないかと。やはり書の教養は日本人・東洋人として必須じゃないですか。「それはそうやけど…。あの解説が問題なんや。あの人は広く浅くで書の世界を全て自分ひとりで扱おうとするから、間違いの多い解説になるんや。一般の人々にも誤解を招くやん」。そ、そうなんですか。すいません、勉強不足でどこが間違っているのか分かりませんでした。精進いたします。

 ヒロキくん来店。ワールドカップの勝敗予想を持ってくる。ヒロキくんは、髭をはやしていてイメージが少し変わっていた。「オイシンは?」ときくので、今頃ロンドンに着いているんじゃないか、と答えると、大いにうけていた。

 ババさん来店。JIS について尋ねると、「ああ、あれは印刷関係の仕事をしている人はみんな困っているんですよ。JIS がすべての元凶でしょう。」と、自身も印刷関係の仕事に携わるババさんは答える。やはり、そうか。なんとか JIS を排除したりできないんですか? 「ううん、JIS がいわゆるデファクト・スタンダードになっているからねえ。要するにこれは教養の問題で、教養のない人間は、なんでも効率でしかものを考えないからダメですよ」とババさん。確かに。文字というのは文化の根幹なので、教養のないものが文字に関わる仕事につくのは、犯罪的でさえある。つまり、(拡張新字体をすすめる)JIS は犯罪的な集団だ。破防法を適用したらどうか?

 ヤマシタさん来店。「久しぶりー。うわー、お店、変わったねえー」と言う。そうなんですよ。お店もちょこちょこ変わっているので、たまにのぞいてみて下さいねー。

 ベッチ来店。日記を書き、小遣い帳をつけ、散財する。これはいつもの週末の風景。

 本日は様々な人々の来店で賑わい、週末らしい夜でした。

小川顕太郎 Original:2002-May-26;