京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2002・5月1日(WED.)

営業時間変更/
一日一書

 皐月です。風薫る仲夏です。オパールも本日から営業時間を変更し、お昼の 12 時から開店しました。私とワダくんの二人。…いや、ね、もちろん、宣伝もほとんどしていないし、最初っからお客さんがジャンジャン来るなんて、甘いことは考えていませんでしたよ。でも、ね、2 時間を経過したところで、お客さんがたった一人! という状況には、思わず笑いたくなりましたよ。はっはっは、早月です。

 マキさんを含め、3 時までにやってきたお客さんは 5 組。…ま、初日ですから、勝負はこれからですよ。こ・れ・か・ら。はあ。

 16 時から雑誌「ぴあ」の取材。カメラの人がひとりで来て、写真を何点かとるだけの簡単な取材のはずだったのだが、写真をとりはじめると、なぜかお客さんがドッと来て、たちまち満席に近い状態に。カメラの人に「いやあ、流行ってますねえ。凄く人気がある店なんですねえ」と言われ、複雑な気持ちに。もちろん、取材の人が帰ると、お客さんもスッといなくなった。なんで?


 二玄社の古川さんが、石川九楊の新刊『一日一書』を送ってくれる。ありがとうございます。これは京都新聞の朝刊一面に連載している人気コラムをまとめたもので、毎日一字を様々な書から取り上げ、それに石川九楊がコメントを付したもの。全ての字がカラーで収められており、造本も素晴らしく、とっても良い本。いや、送ってもらったから、お世辞を言っている訳じゃないですよ。ほんとに良い本なんですってば。そもそも美しい字、かっこいい字、ソウルフルな字、というものを、みなさん意識して観たことがありますか?(って、なんか偉そう)この本をみれば、それが実感できます。ああ! 字って、こんなに面白いのか! と。これで 1800 円は安いと思う。ババさんに見せると、「あ、これボクも買おう」と言っていました。お薦めです。

 本日から早稲月です。

小川顕太郎 Original:2002-May-2;