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 Diary 2001・2月22日(THU.)

サイプレス・ヒル

 烏丸に出来たばかりの「新風館」に、一度行ってみようとトモコとともに出かけたら、定休日だった。このようにいきなり出鼻をくじかれると、調子が狂う。とりあえずお腹がすいたので、なにかいい店はないかと南に下がっていくと、結局何もないままに烏丸大丸に着いてしまったので、地下の「大黒屋」で天ざるを食べる。

 そのまま大丸の中をグルグルまわる。催し会場で、謎のアンティーク市をやっていたのでそれをひやかし、食器売り場で「もし買うとしたら何を買うか」という仮定のもとにトモコと激論を戦わせ、着物売り場で店員の人に色々と質問をして知識を得る。大丸を出て、本屋をめぐって立ち読みを繰り返し、ヴァージンメガストアで試聴をしまくる。要するに、今日はお金がなかったのだ。

 それでも、ついつい試聴したサイプレス・ヒルの新譜がかっこよく、トモコが是非欲しいというので、買ってしまう。ヒップホップの中でもロック寄りのサイプレス・ヒルだが、そんな彼等にふさわしく ? ロックの殿堂フィルモアイーストで行われたライブ盤だ。とにかく最初から不穏な空気が立ちこめ、凄い勢いで客をあおりつつステージが進む。ロック的なライブなのだけれど、いまどきのロックバンドで、ここまでヤバイかんじのステージを繰りひろげられるバンドはいないんじゃないか? いや、ここ何年もロックなんか聴いていないんで、勝手なことを言っていますが。

「喫茶みゅーず」でお茶を飲み、夕飯は四条河原町のトラットリア「パパミラノ」で食す。ここは初めて来たが、値段もそんなに高くないし、味もそこそこ。23 時まで営業しているのもいい。四方田犬彦も書いていたが、遅くまでやっていないイタリア料理屋なんて、イタリア料理屋として失格だ。もっともっと遅くまで営業してほしい。二人で税込み 4683 円。満足して帰途につく。

 そういえば阪急大宮駅に特急がとまらなくなったんですねえ。どういうこっちゃ。困ります。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-24;