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 Diary 2001・12月17日(MON.)

フットボール

 雑誌「GQ」を購入。イギリスでの凄まじいフットボール熱についての特集だ。その中で、フットボールダンディと題して、筋金入りのサポーター達が紹介されているページがあって、それが面白かった。彼らに共通するのは、坊主頭・巨体(というかデブ)・全身に刺青、という事だ。自分達の贔屓にするチームのマークや選手達の顔を、刺青にして体中にいれている。そして彼らのほとんどが労働者階級。ゴミ収集人、機械工、トラック運転手、無職…など。で、フットボールのために人生の全てを、お金も時間も情熱も命も、捧げている。……なんかを思い出すんだよなあ、これ。そう。ノーザンソウルの世界だ!!!

 そっくりなんだよねえ、この人達。ノーザンのファンも熱狂的な人達は、「HEART OF SOUL」とか刺青いれているしね。イギリス人の特徴なのか? とにかくこういうのを見ると、クラタニくんの唱えている「ノーザンソウルは阪神タイガースだ」説も、分かるような気がする。

 またこの人達は馬鹿みたいにビールを飲む。試合のある日は、昼間だけで 11 リットルぐらい飲む、と言っている奴もいた。もちろん、試合に勝てば、その倍量を試合後に飲むのだ。…うーん、クラタニくんみたいだ。クラタニくんも、こうなったら全身に刺青をいれるしかないな。「SOUL SURVIVORS」とか。

 彼らのうちの一人は、12 歳の時にはじめてフットボールの試合を見に行き、そこで全身に刺青をいれて周りの人間をボコボコにしているサポーターを見て、自分もあのような模範的なサポーターになるんだ! と固く決意したという。模範的なサポーターって…。こうなったらクラタニくんも模範的なノーザンファンになって、イベントに来た人達をボコボコにする、と…もう、誰も来なくなりますね。

 あ、そういえば今月号で「GQ」は休刊らしいです。お疲れさまでしたー。

小川顕太郎 Original:2001-Dec-19;