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 Diary 2001・12月2日(SUN.)

ばっちり娘の
どしろうと占い

 コータローくん来店。とうとう大阪にある店「ばっちり娘のどしろうと占い」の全貌が明かされる時がきた。すでに報告を行ったマキさんの話と統合すると、「ばっちり娘のどしろうと占い」とは、以下のようなもののようだ。

 まず店に入る。週末なら数多居る「ばっちり娘」の中から好きな娘を選ぶ事が出来るのだろうが、コータローくんとマキさんが行ったのは平日だったので、二人しかいなかった。その二人から説明を受ける。

「ほらー、よくあるじゃないですかー、学祭とかである占いのブース。ああいったものだと思って下さい。」

 ばっちり娘はそれぞれ得意の(?)占いがあるらしく、この二人は「名刺占い」と「インスピレーション占い」だった。どちらも 10 分で 500 円。部屋に張ってある狭いテントの中に、各自ばっちり娘とともに入り、占いは始まった。

 まず「名刺占い」。紙に名前を書かされる。ばっちり娘は画数を数えているようだ。そしておもむろに本をとりだし、その画数の所を開いて、その部分を朗読し始めた。なんと! ほんとに、正真正銘に、どしろうとだったのだ!

 では「インスピレーション占い」とはどのようなものなのだろうか。最初に、身体同士がくっつかんばかりの狭いテントの中で、ばっちり娘にジッと顔を見つめられる。そしておもむろにばっちり娘が口を開く。‥‥どうやら、思いついた事をただ口にしているだけらしい。別に神憑りになる訳でもない。そうやっているうちにタイマーが鳴り、占いは終わった。

 コータローくんは最初、限りなく風俗に近いのではないか? と考えたという。時間制の占いというのも変だし、狭いテントに二人っきりで入るというのも怪しい。実際、その日のばっちり娘はどちらも凄いミニスカートで、どちらも夜のお勤めの合間にバイトをしている、という風情だったという。そこで、いくばくかの期待と不安を持ってテントの中に入ったのだが、そのような事はまったくなかった。それどころか、ミニスカートの上にはちゃんとハンカチが置かれ、これだけは確実、と思われたパンチラもなかったという。…で、結局コータローくんは面白かったの?

「え! ええ? いやあー、まー、そんなねー、面白いかどうかと言われれば、そりゃー、もーう、面白くなかったですよ!! まったく。よく分かりませんでした。」

 私もよく分からない。しかし、ここ、テレビや雑誌でかなり紹介されているようだ。うーむ…。

「まー、怪しい事をやらしたら、京都にはかなわない、という事ですね。『ネコぴょん』とか。」と、ショウヘイくん。

 ま、そういう事にしておきましょうー。

小川顕太郎 Original:2001-Dec-4;