京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2000・1月16日(SUN.)

雨の日曜日

 京都一アンニュイな写真家イチカワさん来店。今年初来店なので新年の挨拶を交わす。今年もアンニュイでいってくださいね。

 チェケヘロさん & クマさん来店。クマさんはオイシン初体験だったが、十分にその面白さを堪能したようだった。「店主、フロイトってどんな人ですか?」「なにい、オイシンはフロイトも知らんのかあ」「いや、名前ぐらい知っていますよ。世界史で習いました」「せ、せかいしいい〜」「ほんとですよ! 世界史の文化のコーナーで習ったんですから」「ぶ、ぶんかのこおなあああ〜」といった具合。

「オイシンって、ブラーとかオアシスとか知ってる?」「知ってますよ! オアシスは結構好きですね。人格的には嫌いですけど」「じ、じんかくてきいい〜。オイシンはオアシスに会ったことあるんかい!」「いや、それはないですけどね。色々嫌な噂をきくんですよ。飛行機の中で暴れたとか」「飛行機の中で暴れたぐらい、どうってことないやん。フーやツェッペリンなんか泊まってるホテルを破壊しつくしながらツアーをまわっていたんだぜ」「それは嫌ですねえ。僕は理性のないロッカーは嫌いなんですよ」「はああ? ああ、それでブライアン・アダムスなの?」「ブライアンは優しい男なんですよ!」……とまあ、キリがないからやめるけどこんな感じ。

 オイシンは、店に置いてある「ユリイカ」を読んでいるその姿だけで笑いがとれる希有な存在。そして今日のように雨の日曜日でお客さんも来ないことからネタのない日にも、日記のネタになってくれる有り難い存在だ。オイシン、オパール道場頑張れ! 1 年後の君の姿をみんな楽しみにしているぞ!

小川顕太郎 Original:2000-Jan-17;