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 Diary 2000・1月8日(SAT.)

マキさんお帰りなさい

 メトロのジンくんが k1 のビデオを持ってきてくれる。ジンくんは半年前までカナダにいて、そこでテコンドーをやっていたのだ。私は会ったその日に「ケブ・ダージを知っているか?」と訊いたのだけれど、残念ながら知らなかった。どうやらテコンドーにも色々流派があって、流派が違うと世界チャンピオンといえどもわからないようだ。そのかわり、カナダ出身の世界チャンピオン、ピア・ゲネットの事は知っていて、彼の出演した K1 のビデオを持っているというので、貸して貰うことになっていたのだ。

 ピア・ゲネットはドレッド頭をしており容姿端麗、舞うように闘うと称され、篠山紀信だったかが惚れ込んで写真集を出しているはず。が、私は実際彼の闘っている所を見たことがなかった。K1 とはいえ、彼の出ているビデオを貸してくれて感謝。ジンくん、ありがとう。ベッチが着物で来店。それを見てアキラさんが「素敵!」と大喜び。この二人はフィギアスケートのビデオと新体操のビデオをお互い貸しあっていました。「たまりませんわん!」

 マキさんが帰国 & 来店。パリ & ロンドンのお土産は空輸中という事でまだなのですが代わりにこれを、と何故か中国土産の干しぶどうとバンコク土産のドリアンチップスをいただく。これが両方ともとっても美味。ありがとうございます。さらにミレニアムバグの指人形までいただきました。今年もよろしくお願いします。

 昨日オパール 2000 年皆勤を宣言したばかりのオイシンが来ない。そこでオイシンと「御法度」を破ったと噂されるマチデくんに、オイシンの所に電話をかけてもらう。すると今日は行かないつもりとの事。なんじゃそりゃあ! そんなもん皆勤でもなんでもないやん。分かった。オイシンの皆勤宣言を守るために、オイシンが来ない時はオパールスタッフの誰かがオイシンの代理となって飲みまくろう。もちろん代金は全てオイシンにつけておく。どう? といえば、ハムや焼き豚を貢ぎ物として抱えて飛んできた。やれやれ、約束を守るという事の大切さ・残酷さをオイシンに教えるのも一苦労だ。とりあえず先は長いんだから頑張ってくれよ、オイシン。

 本日は連休の初日ということもあってか、昼間はそうでもなかったが、夜は結構忙しかった。まだオパールも忘れられてなかったかと一安心。2 月にはちょっと考えていることもあるので、なんとかもっと頑張りたいものだ。なんてね、イエ〜イ。

小川顕太郎 Original:2000-Jan-9;