京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 1999・8月10日(TUE.)

御盆ですね

 店に行くと、ノガミ&ジュリ夫婦が可能涼介と一緒に来ている。ジュリさんは髪の毛の色が黒くなっているし、ノガミくんは腹が痛いとソファーの上で悶え、可能は相変わらず沈鬱な顔をして煙草をふかしている。そんな彼等のために音楽をコルトレーンの「バラード」に変える。

 ベッチが来る。平日に来るのは珍しいなと思っていると、明日から会社は盆休みだという。盆休み、いいねえ。私も盆休みが欲しい。そしてオパールのようなクールでイカシタ店で思いっきり散財したいものだ、ねえ、ベッチ。とかいってベッチにケーキやピザやグラタンを次々すすめる。ベッチの偉いところは勧められたものを絶対に断わらないところだ。ついでに日本酒も飲ましたりして。

 本日はなんとサイトのアクセスカウンターが 1000 を超えた。しかしこの程度で満足するわけにはいかない。さらに多くの人にサイトを知ってもらうために、アドレスを刷り込んだ T シャツを作ろうという事になり、パソコン、プリンターにアイロンまで持ち込んで、オパールはたちまち工房へと早変わった。試作品を二つほど作ってみたが、これがなかなかにイイ。ううむ、もしかしたらこれは結構いけるのではないか、お客さんがクスクス笑っているのが多少気になるけれども、製品化したらバカ売れするかも。「シブヤとかいう田舎にいる東夷どもが都にきたついでの御土産としてバカバカ買っていくんじゃないですか」と、京都が日本の中心だという教育を受けて育った京都っ子のババさんがいう。「よし、俺の知り合いが韓国にルートを持ってるから、どれぐらい安くで出来るかきいてみるわ」と、何事も提案するのは素早いイシザキも気炎をあげる。

 果たして製品化されるのかオパールTシャツ。イシザキの「すぐ」は大体半年から1年ぐらいのことなので、まだまだ前途困難だが、読者の諸君よ、カツモクして待て!!

小川顕太郎 Original:2000-Aug-12;