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 Diary 2005年7月26日(Tue.)

筋肉

 フィットネスクラブに通ふやうになつてから、まだ一月も経たないが、少し慣れてきた感じである。最初は決められた回数を絶対に上げることができなかつたベンチプレスも、あがるやうになつたし。ベンチプレスとは、胸の筋肉を鍛へる機械で、台の上に寝ころんで(重さを調整した)バーを上げ下げするやつである。私はとにかく上半身が貧弱ださうで、ッて、言はれなくても一目瞭然、胸とか薄い薄いのだけれど、とにかく上半身を中心に鍛へやうといふ事になつてゐる。確かに、ベンチプレス(胸)やアームカール(上腕二頭筋)、デルツ(三角筋)などの機械は、最初は全く決められた回数をこなす事が出来なかつた。それでも、なんとか、出来るやうになつてきたかなー、なんて思つてゐたら、少し甘い考へであつた事が判明した。

 たまたまトレーナーの人が私のベンチプレスを見てくれたのだが、どうもやり方が多少悪かつたやうなのだ。私のやり方だと、腕の力をかなり使つてバーを上げ下げしてゐるらしい。

「もつと胸の筋肉に意識を集中して、バーを上げる時は胸の筋肉を締める気持ちで、下げる時は開く気持ちで。胸の筋肉を締める・開く、といふ気持ちでやつてみて下さい」

 なるほど。でも、別にやり方を変へるといふか、意識の問題だしなァ。が、筋肉を鍛へるにあたつては、意識の集中が大切ときくし、それでやつてみるか! と、胸の筋肉に意識を集中してやつてみると…き、きつい! 多分胸の筋肉に意識を集中させる事によつて、主に胸の筋肉だけでバーを上げ下げすることになり、それでこんなにきついのだらうが、それにしても意識ひとつでここまで違ふとは! さういへば、周りのすでに鍛へあげられた身体をお持ちの方々は、大抵マシーンを使ふ時に、鍛へたい筋肉の上に手をあててゐる。あれで特定の筋肉に意識が集中される、といふ訳だ。うーむ、面白い。

 しかし、できれば週に3回は通ひたいのだが、無理だな、時間的に。今年のテーマはバトル+筋肉です。

小川顕太郎 Original: 2005-Jul-30;