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 Diary 2004・11月23日(Tue.)

発表会

 本日はハッシーとYO!ちやんのピアノ発表会である。私はオパールで働かなくてはならなかつたので、代はりにトモコが行き、様子を語つてくれた。それによると、会そのものは肩肘張つたものではなく、ホントにみんなが力を合はせて日頃の練習の成果をみんなに見て貰ふ、といつた感じのものだつたらしい。それでも、何百人かのお客さんを前に、ハッシーはロボットのやうにガチガチになつてゐたやうだ。最前列に、普段の仕事仲間(瓦職人)が作業服のまま陣取つてゐたのも、ハッシーの緊張に輪をかけたのかもしれない。YO!ちゃんはさすがに慣れたものだつたらしいが、他の人たちの頭をセットしてあげたりと八面六臂の活躍で、やはり大変だつたやうだ。無事に発表会を終へ、打ち上げをすました二人は、オパールに寄つてくれた。

「いやー、ほんま、ホッとしました。これでやつと他のこと、英語の勉強とかに力を入れることができます」

 さういへばハッシーの英語の先生であるカズ16も、発表会に来てたやうぢやない。確かカズ16は今日が誕生日だから、ハッシー & YO!ちやんの舞台を見たら、すぐに家に帰つたやうだけど。

「さうなんですか! いやー、みんなわざわざ見に来てくれて、ほんま有り難いです。やはりみんなが来てくれる、と思ふから励みになつて、頑張れたやうな気がします。」

 うん、ぢやあ、次は英語の発表会をやればいいんぢやないか。それなら励みになつて、頑張れるだらう。

「ええ? 英語の発表会ッて、何をするんですか?」

 うーん、さうだなァ…、うん、外人と二人で英語で漫才をやる、といふのはどうだ。

「無理ですよ! 無理!」

 なんならカズ16と二人でやつてもいいぞ、英語漫才。「HELLOー!」「HELLOー!」「YO! WHAT'S UP! HOW IT'S GOING?」「AH…BOCHI BOCHI DENNAー」「SPEAKENGLISH!!!」POW!…とまァ、こんな感じで。

「無理です! 無理!」

 ぢやあ、次の演歌サバイバーズで、みんなの歌に演奏をつけるといふのはどうだ。『帰ろかな』なんてバッチリ合ふぢやないか、ピアノの伴奏。ホントに帰りたくなつたりして。

「無理です! 無理!」

 そんな、何でもかんでも無理ぢやあ、進歩しないぞ。うーん、ぢやあ、オパール10周年の時に…(以下略)

 ちなみに今日はワダくんがオパールで働く最後の日でした。ワダくん、長い間お疲れさまでしたー。

小川顕太郎 Original: 2004-Nov-25;