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 Diary 2003・9月9日(TUE.)

やばい

 やばい、やばいよなあ。畦石舎展の作品、ほんとは明日が締切なんだけれど、まだ、ほとんど手をつけてゐない。テラダさんの「別に 15 日ぐらゐまででいいよ」といふ一言に甘えきつてゐる訳だけれど、それにしても今週末は敬老の日を含む 3 連休だし、ソウルサバイバーズタイガースナイトもあるし、どう考へたつて作品を作つてゐる暇がない。なんとしてもここ 2、3 日で仕上げなくては。ううううん、と唸つてしぶしぶ(?)筆を取り上げる。……あかん、全然ダメ。そもそも筆持つのが一月振りくらゐか。そこに、小先生から畦石舎展の DM が郵便で届く。オパールに置いておく分だな。やばい、やばいよなあ。

 オパールに行く。なんか知らんが、もの凄く暇。なんでだろ、大丈夫かなあ、うちの店。やばい、よなあ。

 ベッチから電話。レニ・リーフェンシュタールが亡くなつたさうだ。享年 101 歳。ガーン! かなりショック。レニには上寿を全うして欲しかつた。合掌。

 家に帰つて作品に向かおうとしたのだが、どうも気が乗らない。そこで何気なく、机の周りに積んである本の山の中から一冊抜いてパラパラと眺める。『水滸伝』の岩波少年文庫版・松枝茂夫訳。これはもちろん少年向けに書かれたものだが、高島俊男によると、素晴らしい名訳なのださうだ。『水滸伝』の訳書としては 1 ,2 を争ふと言はれてゐる吉川幸次郎訳や駒田信二訳と較べても、全然遜色がない、どころかかへつていいかも、といふ感ぢらしい。で、ほとんど無意識のうちに目を通し始めると……うーん、メチャメチャ面白い。これは止まらないね。幸い、上・中・下と三巻とも揃へてあるし……やばい、やばいよなあ。

小川顕太郎 Original:2003-Sep-10;