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 Diary 2003・10月11日(SAT.)

免状

 アキラ 28000 来店。お茶の帰りだつたのだが、本日とつて来たばかりの免状を見せてくれる。「ボクは免状をとるつもりはなかつたんです、お金もかかるし、でも先生がしつこいもんで…」と、「許状」と書かれた紙の束を前に憮然たる表情。「こんなもんまであるんですよ」と会員証のカードも見せてくれた。ホテルなどの宿泊が割り引きされたりするさうだ。ま、習ひ事といふのは、何だつてさうしたもんだけどね。

 イチモトくん来店。とても可愛い女の子を連れてゐる。店内に動揺が走る中、イチモトくんは「ボクの彼女です」と事も無げに言ふ。そ、そんな、イチモトくんと言へば、むさ苦しき(?)男たちと共にソウルの話 & 世の中のぼやきに終始してゐる、といふイメージなのに、こんな可愛らしい女の子を連れて、ソウルの話と世の中に対するぼやきを語り続けるとは……あんまり、話の内容が変はつてゐないのは気になるが。これからのイチモトくんの活躍に期待か。

 さういへば、ユキエさんはすでに旅行から帰つて来て、昨日からオパールで働いてゐるのだけれど、なにかと時間がなくて、まだちやんと旅行の話を聞いてゐない。福岡と島根に行つたさうなのだけれど、福岡はともかく、島根とはどのやうな所なのだらうか。出雲大社がある、といふ以外あまりイメージがないのだけれど、マツヤマさんによれば、島根出身の人は、自分の出身県を隠したがるさうだ。出身県を語りたがらない人に、あなた島根でせう! と指摘すれば、ええ! どうして分かつたんですか! と驚愕されること間違ひなし、とマツヤマさんは言ふのだ。さうなのか? もし本当なら、なぜさうなのか、是非知りたいものだ。出雲は根の国なのだらうか。

 帰り道、オープンカーが火花を散らしながら激しくハイドロし、乗つてゐる連中が「絶好調や!」と叫んでゐた。なぜか音楽はなかつたやうだ。

 今日は少し暖かかつたです。

小川顕太郎 Original:2003-Oct-13;