京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > diary > 02 > 0728
 Diary 2002・7月28日(SUN.)

日の丸・君が代

 マツヤマさん来店。「とうとう手にいれましたよ」と言って、オニヅカのスニーカーを見せてくれる。これはメキシコ(だったかな?)オリンピックの時に作られたものの復刻モデルで、靴の横に日の丸が入っているゴキゲンなデザインだ。うーむ、かっこいい。やはり日の丸はかっこいいと思う。現在のオパールのショップカードも日の丸をモチーフにしているし、a little beaver のショップカードも日の丸をモチーフにしている。日の丸は、デザイン的にも優れているし、思想的にも、演サバを行っている者としてはバッチリだ。と、ひとり悦に入っていたのだが、この日の丸をモチーフにしたオパールのマークのポスターを作り、オパールの入り口の所に貼ったところ、「怖い!」という声が続出してしまった。私は、かっこいいではないか、問題ないではないか、と思ったのだが、これでは国民の休日みたいか? とも思い、はずした。しかし未だ日の丸に対して変なイメージが付着しているのは何故なのだろう。ワールドカップでは、みんな屈託なく日の丸を振っていたし、顔にも描いたりしていたではないか。次回の演歌サバイバーズでは日の丸を掲揚するか?

 ところで日の丸といえば君が代。君が代に関しては、日の丸は好きだった私も少々躊躇するところがあった。まあ小学生の時から洋楽好きだったので仕方ないところもあるのだが、やはり、暗い、かっこよくない、と思っていた。感性が西洋化していたのだ。例外はテレビアニメ『あしたのジョー』で、ジョーがホセ・メンドーサとの決戦に臨む時に流れた「君が代」。あれには「もしかして『君が代』って、かっこいいかも?」と悩んだものだった。

 それでも基本的には『君が代』は受け入れ難く、ロックなんぞを聞いて 10 代 20 代を過ごしたのだが、20 代の終わりにソウルに目覚めてから俄然「君が代」が身近なものとなった。そして演歌に目覚めた 30 代前半、私は心から「君が代」って素晴らしいじゃないか、と言えるようになったのであった。思えば長い道のりであった。

「あしたのジョー」の君が代 → ロック → ワールドミュージック → 和モノ → レゲエ → ジャズ → テクノ → R & B → ソウル → 演歌 → 君が代

 という感じ。かなりいい加減だが。

 さて、次の演サバでは「君が代」斉唱でもするか。

小川顕太郎 Original:2002-Jul-29;