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 Diary 2002・12月4日(WED.)

思い出せない

 マキさん来店。「今日はちっとも寒くないですねー。暑いくらい」と言う。確かに、これはやはり、地球が温暖化しているんですかねえ、といい加減な受け答えをしながら、地球が温暖化しているという証明は出来ていない、それどころか、周期的にみれば今の地球は氷河期に向かっているはずで、もしかしたら温暖化と氷河期化でちょうどバランスがとれているのかも、という話をどこかで読んだなあ、と考えていた。どこだったかなあ、確か、日垣隆の本か? ああ、思い出せない。

 ユキエさんが「貸して貰った『わたしは真悟』、読みました。凄かったです」と言う。私は、『わたしは真悟』を読んでいない人に会うと、強引に貸し付けて読ます、という悪癖があるからなあ。ユキエさんには『漂流教室』も貸した。こちらも面白かったようだ。じゃあ、次はやはり恐怖ものか? とにかく怖いんだよ、楳図かずおの恐怖ものは。例えば、えーと、…あ、あれ? 題名が出てこない。お母さんが蛇になるやつ。えー、えー、…ああ、思い出せない。

 カズ 16 来店。「このあいだ言っていた THE ROOTS の新譜、買いましたよ」と言う。へ? THE ROOTS について、何か言ったっけ? 確か日記にはチラッと書いたけれど、あれは明日アップされる日記だったはずだし…うーん、思い出せない。

 ……むむ、他にも何か書くことがあったはずだが、…思い出せない。…あ、思い出した! そうそう、今年はなんと明治天皇生誕百五十周年。ネタがつきた時は、この事について書こうと思っていたのだった。えーと、明治天皇は、君主としても傑出した人物であった事は、みなさんよくご承知だと思いますが、歌人としても優れていた。前にも日記に書いたと思うのですが、よく知られた歌として、浅緑……え? な、なんだったかな? あれ? 思い出せない! あれほど暗唱していたのに…確か最後は「…広きをおのが こころともがな」だったけど、間は……。ははは、脳味噌が腐っているのかもしれません。

小川顕太郎 Original:2002-Dec-6;