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 Diary 2001・3月2日(FRI.)

右翼回帰

 マツヤマさん来店。「ナショナリスト宣言をしたんだって? 根っからの日の丸であるボクは気になるなあ」と言う。えっ! マツヤマさんも右だったんですか? 「ボクは『左利きの右翼』と呼ばれているんだよ」。へええ、実は私も先日右翼回帰したんですよ。「正確にいうと、いわゆる右翼とは違うんだなあ。ほんというとボクはまともな事を言っているだけなんだけど、世の中があまりにも左寄りなもんだから、右にみえてしまう。で、右翼とか呼ばれたりする訳。別に自分が右寄りだという意識もない」

 なるほど。私も似たようなもんだが、天皇制を擁護しようと決心した時点で、ふつうよりはちょっと右に踏み出してしまったような気はしている。果たしてこのような私を、我が妻トモコはどのように感じているのだろうか。

「へ? 別に、そんなの普通じゃないの。日本は天皇陛下が毎年元旦に四方拝の儀を執り行ってくれるから守られている訳だし」

 えっ! そ、そうだったのか。まあ、そうだよな。うんうん。えー、でも、我が家のポーはどう思っているのだろうか。確かポーの赤さは赤軍の象徴だったはず。ポーは私をどう思っているのだろうか。

「ポーの赤さは日の丸の赤さよー」

 ええっ!! そ、そうだったの!?

「ポーは天皇陛下の赤子よー」

 ほんまか! いい加減なことを言っているなあ、もう。…は! そういえば、白い店内に赤い食器、というオパールの基本配色は、日の丸。オパールはもともとそういう店だったのかあー!!

 明日から店で『君が代』でも流そうか。といっても、現行の「君が代」はダサいので、誰か『ソウル君が代』とか歌ってくれないかなあ。出来ればデトロイトソウルスタイルでお願いしたい。いや、マジで。

 今日はユキエさんが自作のケーキを差し入れてくれた。とてもおいしい。有難うございました。

小川顕太郎 Original:2001-Mar-4;