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 Diary 2001・3月3日(SAT.)

町内会

 本日は町内会があり、そこで来期の新しい町内会役員を決めることになった。それにはトモコが出席したのだが、町内会から帰ってきたトモコによると、恐ろしい光景が繰り広げられていたらしい。

 役員の選抜は 4 年に 1 度まわってくるのだが、誰もやりたがらない。そこで 4 年に 1 度、役員の押し付けあいという修羅場が展開される、という訳だ。場を仕切りまくっているおばあさんがひとりいて、どうみたって町内の顔ってかんじだし、彼女が役員をやればよさそうなものだが、何故か彼女もやりたがらず、「わたしは一級障害者だから、できません!!」と最初から場を圧倒する。他の人達も「私は仕事が…」「子供が…」「前々回やりましたし…」「健康の方がすぐれなくて…」と様々なカードを切りあって接戦する。

 そのうち、一級障害者のおばあさんの手管によって、「やはり役員は若い人に…」という具合に、意見がまとまってきた。町内で若い人といえば、私のところと隣の家ぐらいだ。これはまずい。しかし、我が家は今年 1 年間、役員ではないけれど、町内会の仕事を当番でやった。と、いうことは、つまり‥‥。隣家も猛烈に抵抗したのだが、結局敗北してしまった。

 トモコが家に帰ってきてからしばらくすると、隣の家からドンドン! ドカ!! ガシャン!! と音が聞こえてきて、ああ、荒れている、と肩をすくめた。

 店の方では、突風の故か、看板が倒れ、またまた大破。看板の中の電球がこなごなになってしまった。ああ、荒れている…。

小川顕太郎 Original:2001-Mar-5;