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 Diary 2001・12月27日(THU.)

テラダさんの
家を
訪問する

 テラダさんの家を、トモコとともに訪問する。着くやいなや、先日課された宿題をさっそく提出。篆刻だ。家で彫った時は、もうこりゃダメだ! グチャグチャだ! と思っていたが、テラダさんに紙に押して貰ったのを見ると、それほどグチャグチャではない。なんとか文字らしきものが浮かび上がっている。テラダさんに色々と指導され、直しにかかる。ガリガリガリ…紙に押してみる。押すたびに、文字の形が鮮明になってくる。ガリガリガリ…・「そろそろ、これで完成ということにしようか」とテラダさんに言われ、ハッと我に返ると、すでにテンコさんも帰宅しており、時刻は夕飯時なのであった。

 生まれて初めての篆刻作品に自己満足する暇もなく、テラダさんの手製による晩餐へと突入。旨い。時間をそれほどかけず、サッと作って次々と料理を出してくる手際に感心しつつ、食べ且つ飲む。飲む。これがまた、テラダさんもテンコさんも、よく飲む。そして強い! ビールにはじまり、日本酒の一升瓶が空になり、ワインもたちまち 2 本ほど空く。私はついてゆくだけで精一杯。私が「実は紹興酒って、ちょっと苦手で…」と言うと、二人とも「ええー!!」と驚き、書や篆刻をやるんなら、まず紹興酒を飲めるようにならなければ話にならない、と断言される。そうですか…。

 色々と興味深い話をうかがい、様々な石を見せて貰ったりしているうちに、気が付けば深更。篤いもてなしに感謝しつつ、そこを辞す。「次に来た時は、もっと印譜とか見せてあげるわ」と、外まで送りに出てきてくれたテラダさんは言った。

 家に帰ると、酔っていた私は、そのままバタンと倒れて寝てしまう…・で、何時間後かに起きてこれを書いているという次第。まず酒に強くならなければダメじゃないのか? と、疑問を記したりして。

 うおー! 明日も仕事だー!

小川顕太郎 Original:2001-Dec-29;