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 Diary 2001・12月11日(TUE.)

マホガニー・ソウル

 先日アンジー・ストーンの新作『マホガニー・ソウル』を買ったのだが、これがまた良くて、毎日愛聴している。なんていうか、『マホガニー・ソウル』っていう題名からしてかっこいい。前作の『ブラック・ダイアモンド』という題名も凄くかっこいいと思ったし、センスが抜群だ。ジャケット写真も、前作に劣らずいい。

 音の方は、70 年代テイスト溢れるソウルフルなもので、中毒性が高い。こういうのこそ店でかけるのに最適だ、と散々家で聴いてから、本日店に持っていったのだが、なぜか店の CD プレイヤーがよんでくれない! なんど入れ直してもエラーが出る。たまにこういう事があるが、なんでなんだろう。やはりアナログじゃないと信用できない。アナログ盤なら、針を変えるなり、針圧を重くするなど、なんとか対処できそうな気がする(気がするだけだが)。でも、CD じゃなあ。残念だが、家に持って帰る事にする。

 日垣隆の新刊『それは違う!(文春文庫)を買う。これは名著『『買ってはいけない』は嘘である』に加筆訂正したもので、雑誌やサイトに載った他の文章も収めてある。ざっと見たところ、全て既読のものばかりのようだったが、もう一度読み直すのも良いか、と思い購入した。

 たいていの本は、読んでしばらくたてば、ほとんどその内容を忘れてしまう。ただ、この本は下らなかったとか、面白かったとか、傑作だ! とか、そのような評価だけが漠然と頭に残っている。もう新しい本を読むのは止めて、名著だ! と判断した本を読み返す事に真剣にとりかかりたい、という気持ちは年ごとに強まっているのだが、やはり新刊を買い、読んでしまう。ああ。だから、こういう形で再読できるなら、凄くラッキーだ。未読の人は是非。これは必読の名著です!(だったはず)

 本日、チームポーのはっさくさん来店。いやあ、来てよかった。はやくチームポー T シャツとかを作って、着てみせてほしいものだ。

小川顕太郎 Original:2001-Dec-13;