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 Diary 2000・11月19日(SUN.)

河内のおっさんの唄

 キタアキくん & マイちゃんからノーザンソウルオールナイターのイベント「Top of the World」のポストカードチラシが届く。気合いが入っております。12 月 22 日金曜日神戸 OTO-YA に向けて、我々も体力を蓄えなくては。とりあえず、レジの所にポストカードを貼る。

 ショウヘイくんがミス花子の『河内のおっさんの唄』を持ってくる。これは、オイシンがこの名曲を知らないと言ったことに義憤を感じたショウヘイくんが、わざわざ太陽レコードで 500 円も出して、オイシンに聴かそうと買ってきたものだ。

 閉店後、大音量でかける。私も多分ほぼ 20 年以上振りぐらいで聴いたのだが、怒涛のファンクチューンのイントロに吃驚する。友達と一緒に「やんけやんけやんけやんけ、せやんけわれ!」と歌っていた小学生の私には、まだファンクという概念はなかった。70 年代を感じる。だいたい我々の世代の人間の感性は、ファンクとフィリーで出来ている、という事実を再確認。オイシンも衝撃を受けて痙攣しているようだ。しかし、今までこの曲を知らずに来たなんて、オイシンはどんな環境で育っとんじゃ、われ。

 家に帰って、ビデオでジャック・ヒル監督の『スウィッチブレード・シスターズ』を観る。最高! 最高! 最高! 70 年代を感じる。これは『野良猫ロック』だな。まだティーンエイジャーの女ギャング団が、ナイフや機関銃を振り回してストリートの抗争に明け暮れる。音楽・ファッションともに素晴らしい。我々の世代の人間の感性は、キャットファイトとベルボトムと女囚ものによって出来ていると再確認。というのはちょっと嘘。でも映画は最高。終わり方も最高で、警察に連行されるマギーが、連行しようとする警官に向かって、血だらけの顔で拳を振り上げながら叫ぶ。「I'LL BE BACK!!」最高! やんけ、われ。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-21;