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 Diary 1999・10月26日(TUE.)

(くそ)パンフ追放キャンペーン

 ひまだ。めちゃめちゃ暇だ。今月の記録を作ってしまった。前半の客数がなんと 5 人でっせ。水商売っちゅうのはこれだから恐い。最近ちょっと調子よかったのに。2 周年記念パーティーを目前にして不安でいっぱいだ。むむう、パーティーまでもつだろうか。

 可能涼介から芝居のチラシが届く。原作が可能で、演出が芥正彦、音楽が灰野敬二で、やるのが結城座という、凄いのかむちゃくちゃなのかよく分からない芝居だ。おまけに糸あやつり人形芝居というから徹底している。期間は 1999 年 12 月 22 日から 26 日までの一週間、場所は「シアタートラム」。もちろん私は店を休んで行くつもりだ。いずれ「街のうわさ」に詳細を載せるつもりなので、興味を持った方は是非行ってやって下さい。

 久しぶりにオイシンが来店。応援している中日は負けるわ、彼女にはふられるわで、1 万円借金してやけ酒を飲みにきたという。それを聞いてババさんは「ええ〜!! オイシンに彼女がいたの〜!! それは驚きだ。これはオイシンをなめすぎていたかもしれない。オイシンごめん」と謝っていた。「ちょっと来ないと日記には書いてくれないし、ホームページの順位はどんどん下がるし、オパールって厳しすぎる」とオイシン。「当たり前じゃボケ」とはそれに対する管理人からの一言。こうやって今日もオイシンはオパールに来たことによって、少し世間の厳しさを知り、成長したのであった。

 本日「ワイルドパーティー」を観てきたババさんは、感動のあまり「最高!!」を連発。そうでしょう、最高でしょう。ババさんなら分かってくれると確信していました。何度でもいうが、本当に素晴らしい映画なのだ。そしてこれも何度でもいうが、本当に糞みたいなパンフレットなのだ。ババさんも怒りを通りこしてすでに脱力の域に達している。最近はあまりにも糞みたいなパンフレットが多すぎる。そこでオパールでは、「国民総背番号制反対」「京都のパリ化反対」に引き続きキャンペーン第 3 弾、「糞パンフ追放」キャンペーンをはることにした。我々はもう我慢できない。以下の事を要求する。

  1. テキストを充実させろ。最低限、映画の資料的なことは載せること。また、ミルクマン斉藤などに代表される、明らかに才能のない奴には書かせないこと。

  2. もっとスチール写真をきちんと載せろ。お洒落のつもりなのかしらんが、変にデザインした写真を使うな。

  3. 形態にこるな。コンドームの箱形とか、レコードのジャケット形とか、勘違いの自己主張をしたパンフが多いが、パンフはあくまで映画の補完物にすぎないことを忘れるな。まず、見やすく、補完の役目を果たす内容をきちんと詰め込むこと。

 それではみんな! 糞パンフを追放しよう! エイエイオー!!

小川顕太郎 Original:2000-Oct-28;