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Text by 小川顕太郎
2006年01月30日(Mon)

MJB
音楽

 月曜日の昼間は大抵ユキエさんと私が入つてゐるのだが、今日はユキエさんの体調が悪いといふ事で、ユキエさんには早退して貰ふ事にして、私がひとりで店を守ることになつた。ま、昔はよくひとりで店をやつてゐたので、問題ないといへば問題ないのだが、なにせ最近はスタッフのみんなにサポートされて、私は主にコーヒーをいれるのみ、といふ状態だつたので、少しばかり緊張するのも事実だ。ドカッとお客さんがやつてきて、大量にフードやドリンクの注文が入つたとして、ひとりでうまく・素早く捌けるだらうか。まるで初めて戦場にたつ戦士のやうな気持ちで、私はガッシとカウンター内に佇立してゐた。が、ほとんどお客さんがこなくて、なんの問題もなく過ぎてしまつた。うーむ、つまらん。

 ところでさうやつてひとり、カウンター内に立つてゐる間、私は主に音楽に耳を傾けてゐたのだけれど、つくづく思ふのは、なんとMJBはオパールにあふことか! といふもの。MJB、メアリー・J・ブライジの新作『The Breakthrough』を聴いてゐた訳だが、ほんと、メアリー・J・ブライジの音楽はオパールのために作られてゐるとしか思へない。メアリー・J・ブライジには、バラードばかりを集めた『バラッズ』といふベスト盤があつて、これがまたとてつもなく素晴らしいのだけれど、多分最もオパールでヘビープレーされてゐる。さうだ、これから誰かに「オパールとはどんな店ですか?」と尋ねられたら、「メアリー・J・ブライジの最も似合ふ店ですよ」と答へることにしやう。さうすれば、最もよくイメージが伝はるだらう。…ッて、そんな訳ないか。

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