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 Diary 1999・7月31日(SAT.)

疲れた

 ズッキーニとカラーピーマンが安くで手にはいったので朝食はラタトゥイユ。早番のトモコを送りだし、私は『アドレナリンドライブ』を観にみなみ会館へ。詳細はレビューへゆずる。

 オパールに出勤すると、ミオさんとタクヤくんがお友達と三人で来ていた。挨拶すると突然ミオさんが「ケンタロウさん、私の文章に文句があるらしいですね」っていきなり話がねじ曲がって伝わっているではないか。私の家のパソコンはまだ故障中でミオさんの文章を読むことは出来ないのに、一体誰が話をねじ曲げて伝えたんだ! ブルーベリー園で働いているやつだな。それはともかくミオさんの文章は物議を醸し出しやすい文章だそうだ。読んでいないのにこんな事を書くのはどうかと思うが、物議を醸し出す文章ならそれはいい文章だと思う。賛意にしろ反発にしろ反応のひとつも生まない文章などおよそ書かれるべきではないのだ。このホームページにしてもしかり。反応がなくなれば辞めちゃうよ、こんなもの。自己表現という下品なまねだけは避けたいものだ。

 ベッチが浴衣姿で登場。それにひき続きレズビアン&ゲイ映画祭の打ち上げパーティーをカフェ・アンデパンダンですました面々がどっと店になだれ込んできた。その時店内にいた年齢が高めのお客さんが、おねえ言葉をかしましく喋る大勢の男の子の出現に呆気にとられた表情。

 それでも突如にぎやかになった店内は土曜の夜に似つかわしい。カウンターで喋り散らすゲイの男の子の発言で興味深いものがひとつ。「ほんとはあたしレズビなんてどうでもいいのよねえ。一緒にしないで欲しいわあ」やはりそうだよな。私も前からレズビアン&ゲイという括方には疑問を持っていて、どちらも同様に同性愛者だといっても同性愛者であるだけにお互いにはよけい興味がないだろう。マイノリティ同士で共感しやすいという面はあるにしろ、こういうのは安易なレッテル=イメージに堕しやすいと思う。そう常々考えていただけに、当事者から上記のような意見が聞けて腑におちた感じ。

 しばらくするとネコがやってきた。あいかわらず不景気な面だ。合宿は終わったのかと訊ねれば、合宿は終わったがこれからも毎日先輩の家に行かなくてはならないとのこと。ほんと馬鹿は死ななきゃなおらないなあ。やはりネコは一度死んで輪廻転生しなければ人間にはなれないようだな。とにかくパソコン持ってるんだったらいますぐつないでくれよ。で、皆でオパールのホームページを観る。あ、写真がはいってる。

 家に帰りつき、この日記を書こうと思いトモコにテレタビーズのビデオを消してくれるように頼むと、ビデオが消えたあとから『第 38 回 1000 万人ラジオ体操祭』という恐ろしい番組がやっていて、大勢のラジオ体操姿にどっと疲れがでる。疲れた。

小川顕太郎 Original:1999-Jul-2;