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 Diary 2005年3月20日(Sun.)

ポーの一族

 鳥取のマキさんから、使ひの者としてポーが送られてきた。このポーは、なんと! 上半身しかない! と言つても、別にマキさんに虐待されてかうなつた訳ではない。生まれつき、さうなのだ。故に足代はりとしてスケボーを一緒に持つてきた。といふ事はなく、マキさん等5人のブライス娘の行ふ「GO GO WEST」といふ展覧会のチラシを持つて来たのである。4月19日〜4月23日まで、カロブックショップアンドカフェにて。それはともかく、このポー、実は下から手をいれて操ることのできるマペットポーなのだが、以後、マキさんの希望により、オパールにて働くことになつたのである。

 早速名前が決められた。シャッポー。命名の由来は、敢へて説明しない。担当はテラリーである。仕事もそつちのけでシャッポーの操作に没頭するテラリー。バタフライ、クロール、卓球、矢沢ポーズ、と、レパートリーを増やし続ける。うむ、なかなか、見どころがあるな。

 ところで世間では今、テレタビーズがどうなつてゐるのか寡聞にして知らないけれど、オパールと我が家にはまだまだポーが集結しつつある。ここでひとつ、整理してみやう。

 まづ、ポー社長、ポーさん、アカポー、ポー太。これが我が家のポーたち。次にオパールにゐるのが、ポー店長、ワリポー、ミニポー、シャッポー。それに有象無象のポーの群れたち。オパールでは、使つてゐるポリエチレンラップにも「PO」と書いてある。これは一体どういふ事なのか。加へて先頃分かつた事なのだが、どうもお互ひのポーたちは、頭についてゐるアンテナで交信してゐるやうなのだ。だから、オパールであつた事件を、家にゐるポーが即座に知つてゐたりする。その他にも、どのやうな内容を交信しあつてゐるのか知れたもんではない。このやうに集結・増殖し、情報を共有しあつて、一体何を目論んでゐるのか。全く見当がつかないだけに、一層恐ろしい。このやうな日記を真面目に書いてゐる自分の行く末も、チョット恐ろしい。

小川顕太郎 Original: 2005-Mar-24;