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 Diary 2005年6月16日(Thu.)

俳句チェンバー

 記念すべき「俳句チェンバー」第一回。場所は「楽天屋」の2階座敷。会は厳粛な中にも若干の哀感と多大な笑ひを伴つて行はれた。さて、会の内容であるが……ま、これは、伏せておく事にしませう。参加した人のみに許される濃密な時間、とでも言ひますか。ここに書いてしまふと、それらは全てウソになる、とでも言ひますか。ま、てな事で、今日はこれまで。…と、いふ風にいかないのが哀しい所だよなァ。せめてもう少し何か書かないと、日記が成立しない!(てのも変な話ですが)ので、一寸だけ、会の様子を素描します。

 たとへば、YO!ちやんが、春の海辺に遊びに行つてそこで誰かと砂のお城を作つた時にフッと指が触れ合つてしまつた情景を、俳句で詠ひます。するとハッシーが、「え! オレ、一緒に春の海なんて行つた事がない! 誰、誰、誰のことなん?」と騒ぎだす。

「えー、そんなん、これ、実際の話やないし。ただの願望、みたいなもんやし」

 とYO!ちやんがかはさうとすると、すかさずマツヤマさんが「あー、その願望の相手、だいたい分かるなァ。ウーン、2、3人浮かぶけど、誰かなぁ」と混ぜ返し、ハッシーが「や、やめて下さいよ」と、些か顔を引きつらせて答へる…。と、まァ、書くと、何だ、いつもと一緒ぢやん、と思はれるかもしれませんが、なんていふか、このエピソードは目眩ましみたいなもんですから。若貴の争ひみたいなもんです。私はテレビを見ないので知りませんでしたが、なんだかやたらと若貴の争ひをテレビで流してゐるやうぢやないですか。「郵政民営化の国会審議から国民の目を逸らさせるための目眩ましだ!」と、ババさんが怒つてゐましたが、それはその通りでせう。相変はらず、マスコミッていふのは政府の手下(てか)ですなー。

 で、俳句チェンバー、好評につき続行が決定いたしました。次は8月、くらゐかな。

小川顕太郎 Original: 2005-Jun-20;