京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 05 > 0614
 Diary 2005年6月14日(Tue.)

デスチャ解散!

 朝から周りでは、マイケル・ジャクソンの無罪判決の報で騒がしい。マイケル自身も自らのホームページで、ベルリンの壁崩壊とこの日の事を永遠に覚えておいてくれ! とかいふコメントを出して大ハシャギだといふ。しかし、私の関心はそんなところにはない。同日に私のところにもたらされた報、「デスティニーズチャイルド解散!」の方により激しく心を奪はれ、ショックで茫然としてゐるのだ。

 その予兆はあつた。3人がそれぞれソロアルバムをだし、それなりに活躍したこと。ビヨンセの、セレブとしての突出ぶり。そして、間歇的に流される不仲説。だからこそ、私は「これが最後かも」といふ不吉な予感にも駆り立てられて、この間の来日公演には店を休んでまで行つたのだが、それでも実際に解散したとなると、その衝撃は大きい。現在世界最高のガールグループが、消滅してしまつた。

 グループといふのは不思議なもので、メンバー各員の力を合はせたもの以上の力が出る。良いグループといふのは正にさうしたもので、デスチャはさういつたグループであつた。確かに今ビヨンセはノリに乗つてゐる。飛ぶ鳥を落とす勢ひである。が、やはりそれはデスチャあつてのものだと思ふのだ。正直言つて、この間のビヨンセのソロアルバムはつまらなかつた。デスチャのアルバムの足下にも及んでゐない。さらに言ふなら、ミシェルのアルバムの方が出来が良かつたと思ふ。が、ま、ミシェルのはゴスペルアルバムだから、地味だし較べるのもなんなのだけれど。

 とにかくそんな次第で、実質的なラストアルバムとなつてしまつた『DESTINY FULFILLED』が出る時も、些か不安ではあつたのだ。ビヨンセのソロがあんなにつまらなかつたし、大丈夫かいな? と。ところが、出てきたアルバムは素晴らしかつた。これぞグループマジックだ! やはりデスチャは最高のガールグループだ! と、私は大いに感動したのである。故に、今回の解散には茫然とせざるを得ない。むろん今のビヨンセの勢ひから言つて、次は素晴らしいアルバムを作ることはあり得るし、さうあつて欲しいと思ふ。ミシェルやケリーにも頑張つてほしい。しかし、解散、か…。

 ここで一句。

 運命の子らが微笑み去れり夏

 思はず、詠んでしまひました。

小川顕太郎 Original: 2005-Jun-18;