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 Diary 2005年6月12日(Sun.)

是非御来店下さい

 ワリイシさん来店。マカオは「飲む・打つ・買ふ」が三拍子揃つた欲望の街だ! などと私がほざいてゐると、「さういへば、『飲む・打つ・買ふ』は三拍子揃つてないとダメだッて、言ふね。どれかひとつだけにのめり込む人は、自分も周りも不幸にするねんて」と言ふ。ううむ、さうか、何ごともバランスが大切、といふ事やね。ッて、一体なんのバランスや、てな感じですが、要するに、マカオは男を磨く街、といふ事ですか。

 今回の旅行で、やはり英語ぐらゐできなあかんな、と思ひました。マカオは、広東語とポルトガル語が主な訳だけれど、ホテルなどの主要施設では英語が通じるし、大体それは全アジア(世界的にも?)に通じるんぢやないか。今までこんな事を考へたことはなかつたのだけれど、英語ぐらゐできないと日本人として恥づかしい、と感じたのです。ま、私は特に髭などのせゐか、サングラスでもかけてゐるとチャイニーズと間違へられるのですが、マカオでも香港でも台湾でも上海でも、まづシナ語でベラベラ〜と話しかけられて、分からないとなると英語で話しかけられて(むろん、ホテルや高級店などの人たちですよ)、それでも要領を得ないと、「あ、あなた日本人なのね」といふ顔をされるのです。気のせゐかな? とも思ふのですが、でも、海外を旅行してゐる日本人ッて、圧倒的に英語ができないでせう? たぶん、英語のできないアジア人旅行者=日本人、みたいな図式が出来上がつてゐるやうな気がするのです。ま、日本人が英語ができないのは、欧米の植民地にならなかつた、相対的に欧米からの独立度が高い、といふ事実の裏返しなので、それはそれで良いとも言へるのですが、しかし、やはり、そんな所にアグラをかいてゐるのもどうかと。(たとへば、英語のできるチャイニーズ、華僑などの人たちが、欧米で猛烈な親中国・反日プロパガンダを展開したりするでせう? ああいふのにも対抗せんとねェ)。うーむ、ハッシーと一緒に英語でも勉強し直すか、な?

小川顕太郎 Original: 2005-Jun-16;