京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 05 > 0802
 Diary 2005年8月2日(Tue.)

予言俳句

 カズ16来店。もうすぐ“俳句チェンバー”だが、カズは俳号を決めたのか?

「いや、まだなんです。ケンタロウさんは決めたんですか?」

 もちろん。“煙草(えんさう)”だよ。

「エンソー?」

 “煙草”と書いて“えんさう”と読む。ま、一応カフェの店主な訳だし、なにかそれに関係あるものといふ事で、とりあへずは“珈琲”といふのを考へたんだけれど、それぢやあ“小川珈琲”となつて、なんかパクリみたいだしなァ。で、珈琲とくれば煙草だらう。コーヒー & シガレッツ。といふか、「船を建てる」だな。で、“小川煙草”。さらに、これは号の定番だけれど、字を変へて、“緒川煙草(をがはえんさう)”とした訳だ。

「いいですねェ。ボクのも何か考へて下さい」

 う〜む、カズか…。カズ…ナズ…イルマティック…ナズトラダムス……。うん! よし! カズトラダムスだ!

「え、ええー!! 何ですか、それ」

 いいぢやないか、カズトラダムス。**(ここに名字が入る)カズトラダムス。なんか前衛劇団の団員みたいだけれど、これによつて、カズ16は自らの俳句のスタイルも確立できる訳だし。

「ええ?」

 つまり、予言俳句を詠むんだよ!

「予言俳句!」

 俳句の中に予言を詠み込むんだ。たとへば…うしとらの 金神来る 七の月。

「はァ」

 猿が吼え 牛が暴れる 晦日かな。…とかな。カズ16も詠んでみな。

「ええー!」

 何でもいいから。カズトラダムスなんだから、さァ。んー、ぢやあ、自分の未来を詠んでみな。

「はい。ええと…。レコードを 捨てられて泣く 四十歳」

 …す、凄い。それ、絶対当たるよ。さすがはカズトラダムスだ。

「鬱になり 患者の腹を 切りまくる」

 怖い! 怖いよ、カズ! …いや、カズトラダムス!

「白髪の 震へる指にて モルヒネ打つ」

 う〜む、予言俳句恐るべし。

小川顕太郎 Original: 2005-Aug-6;